私自身は顯進様が摂理的長子であられると確信しています。 しかし、顯進様お一人ではなく、神様を中心として真の家庭の四位基台がなされてこそ実体的天一国の出発を成すことができます。 真の家庭理想の復活のために、祈りを込めて書きたいと思います。
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・真の家庭における真の愛の本然の秩序を破壊したこと。
真の家庭の中にあって、真の愛の模範となり、実体となって、先例を残さなければならないにも関わらず、戦いと争いを生み出していった。しかし明確に知らなければならないのは、これは兄弟間の戦いではないということである。兄弟間の戦いであるというからには、顯進様が亨進様・國進様を攻撃し、教会がGPFを攻撃したように顯進様も攻撃したら戦いだと言えるが、顯進様は、ご自分がサンドバックのように打たれてきた立場であった。
・越えてはいけない全ての線を越え、統一運動の摂理の方向性を歪曲したこと。
訴訟まで起こし、真の家庭の価値が地に落ちた。何より変えてはいけなかった摂理の方向性を宗教中心へと歪曲して行かれた。これゆえに顯進様は悩まれた。顯進様の願いは位置などではなく、神様の摂理を果たすことであった。
なぜお父様が顯進様を信頼し、摂理的長子として立てられたのか?それは顯進様がお父様の摂理の方向性に合わせて国・世界レベルの勝利をもたらすことのできる資質を持たれていたからである。
亨進様の行動は正にサタンが願ったことであった。嘘と偽りの基盤の上に立たれている亨進様は神の保護を受けることのできない危険な状況におられる。
亨進様・國進様をどこまでも、かばおうとされた顯進様であったが、このままでは亨進様は危ないと言われる。最近、サンクチュアリ教会に通っている方々すらも心配している声を聞く。「亨進様がおかしなことを言い始めた」と。
今、自らのアジェンダに従った結果が表れている。
「法統継承」を望んだ彼ら教権指導部は、その望んだ如く、真の子女様の価値を否定し、天一国憲法を作り、天一国最高委員会を作った。
「独生女アジェンダ」を追求した結果、お母様はお父様の地位、名誉、権威のすべてを持って行って統一教会の全実権を掌握しておられる。
「二代王アジェンダ」を追求した亨進様は、今、ご自分を「王」とするサンクチュアリ教会という宗教団体を設立した。
七年間の行動の結果が今、明らかになってきた。
マタイ福音書(7:17~23)
「そのように、すべて良い木は良い実を結び、悪い木は悪い実を結ぶ。良い木が悪い実をならせることはないし、悪い木が良い実をならせることはできない。良い実を結ばない木はことごとく切られて、火の中に投げ込まれる。このように、あなたがたはその実によって彼らを見わけるのである。」
これまで話してきた内容が真実なのか、嘘なのか、それは今まで彼らが何をしてきたのかという、その実を見ればわかる。そして顯進様が今まで、何を成されてきたのかという、その実を見れば分かる。
後継者・二代王のための長子追放
詳細は第三章で学んだため省略するが、この時、どのようにその行動を正統化したのか?それが、カイン・アベル論であった。「神が真の家庭を復帰するために、次子を通して働かれる」ということが、原理的な内容だろうか?この論理通りなら、真の父母様がアダムとエバと同じようにサタンを中心として四位基台を成したという意味になってしまう。アベルとカインは善悪の表示体である。真の父母様が失敗し、それゆえに善悪に分立して復帰摂理を行うというのだろうか?真の家庭というのはアダムとエバが犯した失敗を繰り返さずに、創造本然の家庭を作っていく立場である。真の子女様たちは、真の兄弟姉妹の愛の実体となって、先例を立てる立場である。確かにお父様は真の子女様たちを置いて「カイン・アベル」と語られているが、儀式の中においても、お母様を真ん中に立てられ、右側が顯進様、左側が國進様である。これだけを見ても、どういうことを意味しているのか?蕩減復帰のカイン・アベルではなく、兄弟間の本然の秩序を立てられようとしているのである。
亨進様による、お母様から追放された後のお母様攻撃
世界会長時代、お母様を誰よりも神格化したのは亨進様ご自身であった。お母様がお父様と違うことを語られた時に、「いいや違う、お父様とお母様は一体だ、お母様が語られることはお父様が語られることだ、神様の実体だ、だから服従して行かなければならないのだ」とさんざん言ってきた亨進様である。
しかし、二代王のアジェンダを支援されなくなると、お母様に対する攻撃が始まった。「真のお母様はバビロンの淫婦、堕落したエバ、レズビアンである!」とyoutubeに暴露した動画の中で語っている。
なぜ「レズビアン」と言っているのか?そもそも血統転換の理論は、お父様と女性が心情的に一つになったら、その女性が、真の血統の芽となって、男性の方は根っこから切ってしまって、そこに芽を接ぎ木するというものである。そこからして、もしもお母様にそれ(お父様の役割)ができるというのなら、お母様に女性をくっつけることになり、その主張は「レズビアンだ」と言っているのである。
今では亨進様は「異端者、爆破者」は顯進様のことではなく、お母様のことであったと言ってお母様を攻撃している。
元はと言えば、お母様・教権指導部・國進様、亨進様は一つになって、顯進様を「堕落したアダム」「背徳の息子」として攻撃した。しかし顯進様がひとたび排除されると、今度は自分たち同士で戦いを始め、亨進様と國進様はお母様と教権指導部に対して「堕落したエバ」「悪魔連合」と呼んだ。教権指導部はどのような方法で食口を扇動しているのかという、その仕組みを暴露した。お金を出して、扇動のプロを雇って、その扇動のプロが組織的に、偽りの情報を流すことによって、全体をコントロールしていく、という。もともと顯進様に対してその三段階のシステムをやったのはどなただろうか?根拠がないのに、偽りの情報で祝福家庭全体をそのように信じさせていった、それが亨進様と國進様であった。しかしそのすべてを「悪魔連合」と言いながら教権指導部に押し付けている。今になって不正・腐敗を暴露しているが、当時、その不正・腐敗を正そうとしていた顯進様を追い出し、不正・腐敗に目をつぶって彼らのやりたい放題にやらせた張本人がお二人である。
このようなことを話すのは本当に心苦しいことである。亨進様が2008年に牧会されていた時に、私は麻浦教会にいた。その時に見せてくださった亨進様の姿まで私は疑いたくはない。本当に亨進様が持っている創造本性というものは素晴らしいものがあるのだと信じたい思いをいつも持っている。顯進様は、「教権指導部であろうと真の家庭であろうと、お前たちは裁いてはいけない」と言われた。「私が裁いていないのだから、お前たちは裁くな。しかし、間違った事実は知らせなければならない」と。そうしないと亨進様と國進様、お母様に食口が従っていく以上、彼らはその行く道を止めることはできない。「イネーブラー(可能にする人)」という言葉がある。たとえ間違った道であってもそれを賛同しついて行く人がいると、その間違った内容を可能にしてしまうという意味で使われている。今、食口たちが「イネーブラー」になってしまっている。だから、これを言わなければならない。
亨進様・國進様に対して、顯進様はずっと沈黙しておられた。そしてこのお二人が育った環境はどんなものか、他の子女様も含め、どうしてそのような人格を育てていかれたのか、どんな環境で、誰が作った環境で育ったのか?「祝福家庭の政治的な文化が真の家庭までも汚染してしまったのだ」とされ、そのことに対して、私自身が悔い改めなければならないと感じる。
お父様聖和3周忌に自ら二代王に即位
二代王即位式では、國進様が王冠を被せることによって、「これがカインとアベルの一体化である」と言っている。そして後になって意味付けをして、「この時が基元節であった」と言っている。サンクチュアリ教会では、基元節はすでに為されたことになっている。
お父様のみ言によれば、基元節には真の家庭が定着し、国・世界レベルの勝利がなければならない。南北統一、国家復帰、こういったものはどこにもない。
サンクチュアリ教会ではすでに、お母様の写真がない。しかし顯進様はお母様を諦めておられない。神様・真の父母様、そして私(真の家庭)だと。最後までお母様を何とかして差し上げたいという思いを持たれている。
亨進様は長子の位置(長子権)を奪おうとした。そして兄を潰そうとし、それをお母様が助けた。「顯進ではなく、後継者はお前なんだよ」と、しかし後に「独生女アジェンダ」と「二代王アジェンダ」がぶつかった時には、お母様と亨進様は分かれて行った。
亨進様は長子権を奪ったのちにはずっと兄を潰すことに神経を使い、次にはお母様を潰し、最後には二代王に自ら即位していった。
1.亨進様による摂理の方向性の歪曲
亨進様が立つことで、どうなっただろうか?本当にこの方が摂理的長子で天の摂理を担い、摂理の方向性に正しく向かおうとしているという理由で、神が摂理の中心人物として認めた人なのだとしたら、その行動は神を代表する摂理の方向性へと向かって行ったはずである。本当にそうなったであろうか?
顯進様の二世教育の基盤を破壊(Jr.STF・STF・CARP基盤崩壊)
世界平和統一家庭連合は統一教という宗教に逆戻り
世界平和青年連合の基盤崩壊
UPF・平和大使の基盤崩壊
これらが亨進世界会長が行ったことである。他にも「聖霊治癒礼拝」を行い、「真の父母様、億万歳」だけを繰り返し「真の父母様に振動を送る」と言って、「振動が届けば真の父母様が健康になる、幸せになる、振動を送っている私たち自身も、その振動の中に入っていけるので、私たちにもいいのだ」と。
時には仏教のように、天福灯を販売。また時には真の父母様の黄金の像を作り、その前で敬礼。聖塩に期限を設け、販売(日本だけやたらと高い)。期限を過ぎるともう一度聖塩を買いなおさなければならない。真の父母様像を作ってソウル市の中心でパレードを行った。
亨進様は原理・み言・他宗教に対する理解が足りない姿を現している。「イエス様が信仰者に期待し願われたのは、主人・奴隷制度でした。今、全世界のキリスト教を見ると、再臨主が来られた時、私たちが主の奴隷とならなければならないということを忘れてしまいました。…東洋史上の孝経を見れば、息子は父の奴隷となることを選択しなければなりません。…私たちは毎日罪を犯す罪人として、真の父母様を主として侍りながら、主の奴隷とならなければなりません。それが真なる息子です。」(亨進様2011年7月31日、天福宮)
これを聞いたら、キリスト教が怒る。奴隷となるのが真なる孝子だろうか?その時、教会内で繰り返し言われていたのは、「真の父母様に絶対信仰、絶対愛、絶対服従せよ(指示に従え)」ということである。
家庭連合を統一教に変えた、非原理的解説
「世界的な活動をしなければならないのに、キリスト教の反対のために(家庭連合に)名前を変えた。」(亨進様UPF世界会長就任式、2009年11月18日)
お父様がキリスト教に反対されるから、その名前を隠すために、正体を隠すために家庭連合にしたのだろうか?違う。
亨進様の説明では、蘇生期が統一教会、長成期が家庭連合、完成期が統一教である。ゆえに国民の51%を統一教に伝道すれば国家が復帰されるのだという、聞いたこともない話をする。お父様の摂理は昔から、荒野路程においても、このような考えをしたことはない。自分の教派に他の教派を屈服させるという考え方はIS(イスラム国)と同じである。
これは、イスラエル民族がエジプトを出てカナンに定着しようとした時に、エジプトに戻るようなものである。統一教会が40年荒野路程を経て理想家庭運動を起こし、平和理想世界建設のための平和運動をするこの時に、統一教会に戻ってしまうような内容だった。
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「独生女アジェンダ」の問題点は何かと言うと、この独生女の信仰が、お母様を勝利の道から遠ざけているということである。お母様が追及したものは、神様のみ旨ではなかった。神様のみ旨とは創造目的の完成である。次に、お父様の位置と権威を取ろうとして主管性転倒してしまった。そしてお母様の権威の下に顯進様を屈服させようとしている。つまりこうして、王、父、長子という三大王権を立てることに失敗されている。なぜそうなってしまったのか?独生女という誤った信仰を持ってしまわれたからである。
2014年1月17日に、お母様は顯進様と会われ、その時顯進様に「教会のすべての位置と責任を与える」と言われた。しかしそこには条件があった。それは顯進様がお母様に屈服することであった。顯進様がお母様に屈服し、独生女の内容を講義している姿を思い浮かべることができるだろうか?そして天地鮮鶴院のために献金をプッシュする姿を思い浮かべることができるだろうか?そして「真の父母様を知らしめることを通して世界平和を成すことができる」と語る顯進様を思い浮かべることができるだろうか?それがお父様が願われた摂理の方向性だろうか?第二章で学んだ、統一教会、家庭連合、UPFという摂理の流れと全く違う方向に今、行っている。だからここに顯進様が行くことはできない。
アダム家庭において、アダムはエバに対して人間的になり、エバに従っていくことで主管性転倒が行われた。お父様が聖和された今、顯進様は摂理的長子としてお父様の権威を代表している立場である。その立場で、神様のみ旨ではない間違った方向へ行くことはできない。
お母様の今の姿(第49回真の神の日の真の家庭の写真)。独生女を追求していった結果、どうなっただろうか?この記念写真の中に、真の子女様が一人もいらっしゃらない(お嫁様とお孫様ばかり)。そのような状況になっていらっしゃる。
お母様に対する顯進様の願いは、「このまま本然の姿に戻られずに霊界に行ってしまった場合、摂理歴史を失敗させた方として歴史に残ってしまう。お母様がサタンの願うことを続けるようにしてはならない。」というものである。
ゆえに顯進様はお母様が真の娘、真の妻、そして全人類の真の母として再び立ってくださることができるように精誠を捧げて来られた。
以下は顯進様がお母様に捧げた手紙の一部である。
「私が大切にし、世の中で最も美しい女性と思っていた『私の』お母様に再びなってくださらなければなりません。敬虔で控えめなその女性は、私の女性像と女性美の理想でした。神様を誠実に愛する神聖な娘とならなければなりません。お父様の夢を地上と霊界で実現することに協力し、兄、夫に忠実に愛で侍る妹、妻となってください。人類に対する神様の女性像の実体として、自己犠牲の無条件の愛がにじみ出るお母様となってください。言い換えれば、私が知っており、愛していたお母様になっていただきたいのです。私はお母様の本来の姿が、今もそこにあるということを知っています。お母様の本来の自我で再び、お母様を主管するようにしてください。」
ある責任者がこの手紙の内容をプレゼンテーションに入れて、顯進様の前で報告したことがあった。その時、顯進様は泣いておられた。涙を流しておられた。本当に顯進様はお母様を愛していらっしゃるし、お母様を心配して、お母様を救おうとされている。
「オモニも今は自分勝手な考えをしてはならないのです。『アボジも私でなければ完成できない』そのように考えてはいけないのです…分かりましたか。私も今、神様の前に立って『神様、私がすべての絶対価値を連結したので、私がいなければ、神様は困るではありませんか。私の言うようにしてください』とは、できないのです。私にはできないというのです」(御言葉選集49-247、2005年3月22日)
「最近では、女性を立てるので女性が一番であると思ってお母様を立てようとするのですが、父母様を立てなければいけないというのです。母父ですか?父母ですか?(父母です)母父だと言っているだろう、母父。」(御言葉選集489-27~29、2005年2月25日)
「先生は今まで背を丸くして寝ています。オモニが知っています。いつも『寝返ろ(背を向けて寝ろ)』という小言を聞きながらオモニの横でくっついて過ごしている悲しい事情を誰も知りません。それを一つの法のように、一つの道理のように知るようになれば全て滅びます。行く前に蕩減期間が必要ならば残し、その期間において遺書を書いておいて私がなくならなければならない立場が立ったというのです。それが何の意味か分かりますか?」(御言葉選集602‐17、2008年11月11日)
他にもたくさんあるが、今回はこれだけ引用する。
2013年2月の祝福指輪には、「한학자」とお母様の名前だけが刻まれていた。お母様の指示ではないようだが、当時、統一教会の中でお母様を立てることが好まれていた環境、文化というものがわかる部分である。
また、ある時にはお母様がお父様の席に座られていた写真が出回ったこともあった。
天一国基元節2周年のポスターでは、お父様の位置にお母様がいらっしゃる写真が使われた。このような写真はほとんどない。いつもお父様が右である。それが逆になっているものが使われている。
お父様のお墓はどうなっているか?天正宮と山の間の狭いところに小さなお墓が立てられている。しかも自由に出入りすることもできない。お墓は亡くなった方を思い起こし、追慕し、慕うものである。お父様のお墓参りを、今は自由にできない。
お父様の聖和4周忌の記念敬拝式の写真。お供え物の並べ方が異様である。伝統的に、精誠を尽くして一つ一つを楊枝や針に刺して行って、祭壇をきれいに作る。どのような果物、どのような食べ物を、どこに配置するのか、すべて決められている。今まで一度も変わらずに行われてきたことが、突然誰かのミスによってぐちゃぐちゃに置くと言うことはない。誰の指示でこういったことがなされるのだろうか?お父様の聖和4周忌の記念敬礼式の祭壇である。
そして今、お父様の精誠が込められた一和の九里聖地が売却され、天地鮮鶴院を建設しようとしている。独生女の信仰を持ち、真の父母様を世界に知らしめるのが摂理の中心であると考えるので、当然、天地鮮鶴院という結果になってくる。ここでは3D、4Dで真の父母様の生涯路程を知ることができるようになっているという。そこでは、独生女の内容をとても強調するだろう。
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