忍者ブログ

約束の大地

私自身は顯進様が摂理的長子であられると確信しています。 しかし、顯進様お一人ではなく、神様を中心として真の家庭の四位基台がなされてこそ実体的天一国の出発を成すことができます。 真の家庭理想の復活のために、祈りを込めて書きたいと思います。

家庭連合指導者は「独生女」理論の本質に気づくべき(2)。

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

家庭連合指導者は「独生女」理論の本質に気づくべき(2)。

10月3日~7日まで、韓国においてお母様が日本指導者に向けて語られたみ言は「独生女」に関する話がほとんどであったようです。前回から、その内容を項目別に見ています。そのように分析してみると、「独生女」理論が実に深刻であることが分かります。

参照記事:

師観のブログ「お母様の講話 2016.10.4 日本指導者特別集会 天正宮

シャボン玉のブログ「10/5 日韓リーダー集会、ユンノリ前のお母様のみ言葉

必要に応じて、これまで別の機会にお母様が語られた「独生女」論を引用します。また、関連するお父様のみ言や亨進様の証言も引用します。
※今回の引用は「三大王権と一緒にお父様に帰ろう」の2016年3月24日記事からの引用が多くなっています。

(一)マリヤ(イエス様の母)に関する言及(前回)

(二)大母様(お母様の母)に関する言及(前回)

(三)韓氏(お母様の苗字)に関する言及(前回)

(四)お母様の血統に関する言及

お母様「そんな中で蘇生、長成、そして完成段階として、大母様を中心とした天の祝福があることによって1943年独り娘である私が生まれたのです。サタンとは関係のない、過去イエス様のときと同じく天が直接捜し立てられた独り娘の誕生だったのです。2016年10月4日

お母様「私は6千年ぶりに、サタンと関係のない血統として生まれました。神様が私の父です。2千年前にイエス・キリストが誕生したとき、神様は独生子と言いました。2千年後に、6千年ぶりに初めて独生女、私が生まれたのは奇跡です。2016年10月5日

お母様「私は堕落と関係ない立場、即ち4千年間にわたるイスラエル民族の蕩減摂理を通じてイエス様を誕生させたように、私もまたそういう立場で生まれたので原罪がないのです。2016年2月24日、引用元「三大王権と一緒にお父様に帰ろう」2016年3月24日記事

お父様のみ言皆さん、お母様は生まれたときから、お姫様のように生まれ、再臨主の妻として生まれたと思いますか。堕落した血統を受け継いで生まれたのです(み言葉選集46126-28、2004年7月19日)

お父様のみ言旧約時代は僕の時代です。イエス様が生まれる前時代である旧約時代は、神様の娘がいませんでした。ですからやむを得ず僕の体を借り、主人(神様)の種を受け取って生まれるのです。マリヤはそのような僕の立場でした。主人の土地がないので僕の畑に行き、主人の種を受け取ってきたのです。僕の畑で受けた種だとしても、種さえ正しければいいのです。神様の種を僕の畑に植えて受けてくるのですが、その畑がマリヤのものなのです。このようなマリヤをカトリックでは聖母とし、あがめて大騒ぎでしょうこのように僕の体を経て生まれたイエス様を、息子の立場に立てたのです。・・・(中略)・・・ではエバは、どのように現れなければならないのでしょうか。創造の原則によって、エバはアダムを通してつくられなければなりません。イエス様はマリヤを通して生まれましたが、エバが生まれるに当たっては、そのような原則はありません。エバが僕の立場で蕩減復帰しようとするならば、イエス様がアダムを復帰完成したのちに、イエス様によってつくられなければならないのです。そもそもエバはアダムによってつくられたので、復帰されたエバもアダムの代わりであるイエス様を中心としてつくられなければなりません。(『み言葉選集38集67、1971年1月1日

大地:このようなお父様のみ言を見れば、真の母となる女性は、無原罪で生まれてくる必要はなく、メシヤによって再創造されるのだ、ということが分かります。男性は種であり、女性は畑です。血統の出発点は、あくまでも男性だということです。

(五)お母様が「独生女」になるという預言に関する言及

その時の私の年齡が6歳でしたが、私を呼び出し宇宙の母になると祝祷したのです。2016年2月24日、引用元「三大王権と一緒にお父様に帰ろう」2016年3月24日記事

その中で熱心な霊的な牧師中に、イ・ヨンド、李浩彬(イ・ホビン)牧師がいたのですが、その牧師の主礼で大母様が成婚をするようになり、その牧師が天が特別に備えられた今、私がこのように話したら、ちょっと自慢するかのように聞こえるかもしれませんが、天が備えられた王子・王女だと言いました。神様の息子や娘を生むという話です。そのように生まれた人が私でした。」2016年2月15日、引用元「三大王権と一緒にお父様に帰ろう」2016年3月24日記事

韓国が6.25動乱で焦土化しました。避難民が皆、大邱(テグ)、釜山(プサン)に集まりました。そんな時に大邱であったことですが、通り過がりの道人が大母様を見て「奥さん、この子が奥さんの娘ですか?だからといって奥さん。​この子は息子が10人いたとしても羨ましくない子供です。​だからよく育てなさい。」ところで奇妙なことを言いました。16歳になったら嫁に行くと。不思議じゃないですか?その後、10歳頃になると、「ところで夫になる人は年がちょっとある」と。「しかし金持ちだ」と。お父様は避難民で労働をする時でした。それなのに金持ちだと。2016年2月15日、引用元「三大王権と一緒にお父様に帰ろう」2016年3月24日記事

お父様のみ言お母さんは、自分が6歳の時だかに道行く僧侶が現れて、娘一人いる大母様に対して『心配するな。この娘が大きくなったら、陸海空軍を動かす世界の王と結婚する』と言ったとして、それを今まで自慢していました。お母さんはそれを信じていました。私が話すことは信じることができずに。(『み言葉選集』491巻247頁、2005年3月22日

大地:お父様から見れば、お母様がご自分が独生女になるべくして生まれたかのように感じられるいくつかの預言を信じておられることは、あまり良くないことだったことが分かります。お母様は確かに準備された女性の一人だったはずですが、やはり三番目のエバです。しかし腹中教の中では、唯一の女性であるかのように預言されていたようです。しかしそれは、ある程度の霊的基準の人物であれば「汝は主なり」という啓示を受けるといった類のものである可能性があり、非常に注意が必要です。

(六)お父様の血統に関する言及

お母様「お父様は16歳のときイエス様から使命を受けられた。だとしたら、アダムとエバも成長過程があったでしょ。お父様においても責任を伝授なさったその立場から一つ一つ歩んでいかれた。イエス様の恨、再臨メシヤとして蕩減を越えていかなければならない道、その道の中で結局、北で監獄に入らざるを得なくなったでしょ。2016年10月4日

お母様「このキリスト教2千年の歴史は平坦ではあり得ませんでした。中心を知りませんでした。天の摂理を知らなかったのです。全て枝葉です。独生子の位置は残っています。それゆえお父様は16歳の時にイエス様から独生子の位置を引き継がれたのです。皆さんはそのことを明確に知らなければなりません。だとすると、お父様はその位置から再臨メシヤになるのではありません。責任があります、責任分担。・・・(中略)・・・ところがお父様は何故以北に行けと言われたのでしょうか。さっきも話しましたが、責任分担です。2016年2月24日、引用元「三大王権と一緒にお父様に帰ろう」2016年3月24日記事

ここに座っている真の母は、六千年ぶりに誕生した独生女だ。全て証拠がある。…血統転換、私は母胎からだ。…お父さんの歴史は、イエス様の仕事を受け継いだ時、その瞬間がお父さんは独生子の資格だ。分かった。そのことを知らなければならない。2014年7月1日

お父様のみ言「私たちのお母さんにも話してみろというのです、勝手に生きるのか。お母さんも38度線を越えなければならない。あなたはあなたが行くべき道があり、私は私なりに行く道があると言って行ってみなさい。分かれてしまった。…『先生が堕落の血を受けたのか、きれいな血を受けたか』などと言っている。皆さんはそういう自信があるのか。…原理を解釈すらできない人々が、先生が純血か、何の血か…私はそのことが分かるので、この場に出ないようにした。そこに行かないようにした、醜いことを知っているので。先生の血がどうだというのか。堕落前に血を汚したか。(『み言葉選集』608巻303頁、2009年2月28日

亨進様の証言「まったく天使長たちが何をどうしたら『真のお父様は原罪を持ってお生まれになり、真のお母様は原罪なく生まれた』とお母様を信じさせたのか、私は理解できません。(お父様聖和前に)天正宮の壁付暖炉の前で真の父母様ご夫妻と一緒に座っていた時の会話を私は今も覚えています。真のお母様は真のお父様に『お父様も堕落した血統ではないですか』と言いました。その言葉にとても呆れ果てて開いた口が塞がらない様子の真のお父様の表情を私は目撃しました。・・・(中略)・・・真のお母様を迎えての会議でした。再び真のお母様が『真のお父様は堕落した血統を持っている。・・・私だけが純潔な独生女であり』等々、真のお母様が再び力説されました。2015年3月15日、『統一教会の分裂』253頁

大地:お母様が、お父様の血統が堕落の血統だ、ということを公式の場でハッキリと語られたことはありません。しかし公式的に語られるみ言も、数えの16歳で再臨主の位置を引き継いだなど、生まれつき再臨主ではない、つまり無原罪での誕生ではない、というニュアンスが漂っています。それに関して、お父様ご自身がみ言の中で、お母様がお父様の血統を不信したということを語られていますし、亨進様の証言は家庭内、あるいは幹部だけの席では、お母様がハッキリとお父様の血統に関する認識を堕落した血統だと表明されたとあります。

原理からすれば、お父様は無原罪で生まれた再臨主であり、一方でお母様は原罪を持って生まれましたが、神様、お父様と完全に一つになる責任分担を果たすことで真の母になられます。ところがお母様の認識の中では、お母様こそが無原罪の「独生女」として生まれ、一方でお父様は原罪を持って生まれましたが、数えの16歳でイエス様の使命を引き継ぎ、しかしその時点で血統転換はまだされておらず、そののち「独生女」であるお母様を迎えるという責任分担を果たすことで、無原罪の再臨主の立場に立たれた、ということになっているようです。

家庭連合の太田朝久講師、赤石講師の講義では、無理やりにでもお母様が無原罪で生まれたことを説明しようとしています。(このお二人の講義においても、先に出た太田講師の講義と後に出た赤石講師の講義では矛盾があるのですが。)

しかし二人の講師は、お母様がお父様には原罪があったとお考えであることを語りません。お母様がそういう主張をされているのを気づいていないのか、気づいていないふりをしているのか・・・。

「独生女」理論がどれだけ深刻なものなのかを、家庭連合の指導者は早く気づかなければなりません。お父様が堕落の血統に生まれてこられたという信仰を、受け入れるのですか?

※次回に続きます。次回は最終回ですが、(七)真の父と真の母の関係性に関する言及、(八)結論、と続きます。


クリックをお願いします。


にほんブログ村
PR

コメント

プロフィール

HN:
大地
性別:
非公開