私自身は顯進様が摂理的長子であられると確信しています。 しかし、顯進様お一人ではなく、神様を中心として真の家庭の四位基台がなされてこそ実体的天一国の出発を成すことができます。 真の家庭理想の復活のために、祈りを込めて書きたいと思います。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
家庭連合では10月3日~7日まで、韓国においてお母様を中心とする日本指導者の集会を行ったようです。すでにいくつかのブログで、お母様のみ言音声をディクテーションしたものをアップしてくださっています。
師観のブログ「お母様の講話 2016.10.4 日本指導者特別集会 天正宮」
シャボン玉のブログ「10/5 日韓リーダー集会、ユンノリ前のお母様のみ言葉」
今回の集会でも、お母様は「独生女」論を何度も語られたようです。私が上の二つの記事を読めばとても深刻に感じるのですが、果たして家庭連合の責任者の方々はどうでしょうか?機関誌に掲載されるお母様の「独生女」のお話は編集されて表現が柔らかくなっているようですし、その場にいても通訳を介して聞く話は流れて行ってしまって、あまり理論的に分析することができないのではないかと思われます。
今回は、上の二つの記事から、お母様の「独生女」論が一体、何を言わんとされているのかを、三回にわたって項目別に見ていきたいと思います。また、必要に応じて、これまで別の機会にお母様が語られた「独生女」論を引用します。さらに、関連するお父様のみ言や亨進様の証言も引用します。
(一)マリヤ(イエス様の母)に関する言及
お母様「イエス様はマリヤに対して何回か、私は結婚しなければならないと話した。私はそう知っているのです。しかし、マリヤは結果的にはイエス様の環境圏を作ってあげられなかった。その責任を果たせなかった。結果はイエス様が十字架で亡くなる道へと送ってしまった張本人なのです。そう知るべきです。」(2016年10月4日)
お母様「天の霊的な支援を受けて、天使の助けを借りて懐妊できたマリア。マリア自身も摂理のみ旨を知りませんでした。自分が結婚生活をしてはいけません。イエス様が結婚してから、結婚させてあげれば、するようになるかわかりませんが、イエス様の環境圏を作って差し上げられず、マリアはそうしてはいけません。責任を果せませんでした。イエス様は成長しながら3度以上、マリアに結婚しなければならないことを話しました。しかし、マリアは隣人の結婚式には関心を持ちましたが、イエス様の結婚には関心がありませんでした。ですから、イエス様が何と言いましたか。マリアが結婚式場に行って、葡萄酒がなくなったので、葡萄酒の話をする時に、イエス様が何と言いましたか。女よ。お前と私は何の関係があるのか。このように、天が4千年という長い歳月を通して、この世にひとつの中心を得ることができる、そのような機会をマリアが逃しました。責任を果たせませんでした。今日のカトリックは、マリアを聖母だと言います。カトリックに行ってみれば、イエスは十字架にぶら下がっており、マリアは、聖母だと美しく飾っています。」(2016年10月5日)
大地:なぜ、マリヤに関する言及を抜粋したかと言えば、お母様はマリヤと大母様を比較するお話をされるからです。つまり、2000年前に無原罪のイエス様を産みながらも責任を果たせなかったマリヤと、現代において無原罪の女性メシヤ、独生女(韓鶴子お母様)を産み、さらに責任を果たして独生女が勝利できるように協助までした大母様という風に比較して語られています。お母様の中で現代のマリヤは、忠母様(お父様の母)でなく、大母様(お母様の母)なのです。
(二)大母様(お母様の母)に関する言及
お母様「皆さんは清平役事(歴史)を知っているでしょう。大母様がそのような摂理の役事(歴史)をできたのは、独生女を誕生させて、摂理の中で、家庭より再臨メシヤ・真の父母の道のために生涯、苦労しました。生涯、精誠を捧げました。そのため、天上に行って、地上にいる独生女、私を助けなければならない位置にいます。だから清平役事を通して祝福を受けて祝福家庭としての人生を生きる過程で、、世界が悪だから、世の中で揺らぐこの可哀相な子女たちをどうしたら、助けてあげれるか?地上にいる時、十年闘病しながら、それほどに精誠を捧げました。そのために大母様という称号を受けることができたし、大母様だけが完全な摂理歴史の中心で、今までの事を成していくことができたのです。皆さんは信じますか?ですから大母様の家庭を、私が取り戻してあげました。2千年前には、マリアは責任を果たせませんでした。しかし、この大母様が責任を果たすことによって、真の父母様は完全無欠になりました。そのため、皆さんは清平を愛さなければなりません。」(2016年10月5日)
大地:このように、マリヤと大母様を同じ立場(それぞれ独生子と独生女を誕生させた)に立てて語られているのは上述の通りです。ところで、「真の父母様は完全無欠になりました」という表現は、お母様の原理観、真の父母観を反映していると感じます。子女様が完全な位置に立たずして、父母様が完全無欠ということはあり得ません。恐らくお母様は、真の家庭に現れる血統を通して、完成した人間の基準が縦的に永遠に連結されていくというのではなく、キリスト教のように、完全無欠のメシヤだけを今後の人類が永遠に尊敬し仰いで行くという観を持たれているのではないでしょうか。
(三)韓氏(お母様の苗字)に関する言及
お母様「天の摂理歴史はずっと続いていく。韓氏は善なる民族だった、天が改めて選民として立てた民族なんです。だから、戦いを嫌い中国で押し出されて下に降りて大韓半島まで来た韓民族となった。・・・(中略)・・・皆さん知っているとおり1945年解放を迎えるとともに強大国によって南と北、民主と共産に分けられ、南側が大韓民国となる。誰がこの名前を付けたと思いますか。歴史がはっきりと現れてこなければならないときです。天がイスラエル民族を4000年間も育ててこられたごとく、独り娘を出現させるための韓民族、この国を育ててきたというのです。」(2016年10月4日)
「皆さん、何故その国が大韓民国、韓国なのでしょうか。・・・(中略)・・・それでは何故、解放と共にこの国に付けられた名前が韓国なのでしょうか。考えてみたことがありますか。この国の運命は天の摂理の中でなされてきたという結論です。何故なら、独生子、独生女が誕生する国だからです。BC800年から400年の間に東夷族を通した韓氏王朝がありました。中国最古の古書である詩経に出てくる言葉です。その韓氏王国が中国によって言うならば、追われて下って来ました。それで、海を渡って下って来たと記録されています。平和大使であったキム・ジンミョン氏が「千年の禁書」という本を私にくれました。本人が執筆した本です。韓国の名前は三韓に起源を置くものではなく、もっと遡って韓氏王朝があったというのです。千年です、千年。それで、その本を私にくれたので、私がお父様に読んでさし上げました。するとお父様が語られたのが、お母様はもっと歴史を勉強しなさいということでした。・・・(中略)・・・人間が無知であることによって天は見せることができることを沢山準備しました。宇宙の母になる方は韓氏でなければならないので、そう準備したのです。」(2016年2月24日、引用元「三大王権と一緒にお父様に帰ろう」2016年3月24日記事)
お父様のみ言「安州(お母様の故郷)と韓氏族を自慢するな。それをしたら真の母にはなれない。」(2012年1月19日、引用元「三大王権と一緒にお父様に帰ろう」2015年9月28日記事)
大地:聖進様のお母様は崔氏であり、喜進様のお母様は金氏です。お母様は、崔先吉女史も、金明煕女史も、真の母になるべき女性ではなかったと信じておられます。大韓民国という名前がついたという理由から、初めから韓鶴子お母様だけが真の母になるべきだったと信じておられるということです。太古に韓氏王朝が存在したという「千年の禁書」という本は科学的にどれくらい信ぴょう性があるのか分かりませんが、お母様はお父様のみ言以上にそうした書籍(天使長の声)に影響を受けられたことが分かります。天使長の囁きは大抵、「甘い」のです。
※次回に続きます。今後は(四)お母様の血統に関する言及、(五)お母様が「独生女」になるという預言に関する言及、(六)お父様の血統に関する言及、(七)真の父と真の母の関係性に関する言及、(八)結論、と続きます。
クリックをお願いします。
前回は家庭連合本部の赤石講座が完全に間違いであるということで書きました。前回の記事を読めば、全く辻褄が合わないことを理解していただけると思います。
基本的に日本家庭連合の職員の方々は、「信仰」を貫こうとしておられるのだと思います。私が何人かの現役食口の方々と話してみて、その方々の思考方式から、恐らく職員である方々もこうなのだろう、というところを書いてみたいと思います。
「お母様が失敗している訳がない。なぜならお父様はメシヤで真の愛を持っておられる。それならば、たとえお母様に多くの試練があり、難しいことがあっても、お父様の真の愛によって最終的には乗り越え勝利されてきたのではないか。もしもお母様が失敗しているとすれば、一人の女性も教育できなかったお父様がとても無能に思えてしまう。メシヤかどうかも危うくなってしまう。だからお母様が失敗しているはずはない。お母様の『独生女』のみ言はおかしなところが多いが、何か深い意味があるはずだ。」
このような「信仰」があるのではないでしょうか?
しかし、韓鶴子お母様が真の母として勝利されることが、いかに難しい路程なのかということを考えてみなければならないと思います。
第一に、再臨摂理は実は完全に失敗した立場から挽回する歩みになってしまっていたということです。原理講論を読めば、1945年、お父様の路程はイエス様の歩みを引き継ぎ、第三次世界的カナン復帰路程の実体路程として始まったということが分かります。しかしキリスト教の失敗により、その第三次の摂理が失敗したのです。三回目の失敗というのは決定的失敗です。完全に失敗したものを、失敗しなかったものとして取り返さなければなりませんでした。それを蕩減復帰するためのお父様の歩みは非常に複雑になり困難を極めたということ、そしてそれに従うお母様の歩みも不可能に近いほど困難な道のりだったということです。
第二に、真の母の立場は崔先吉女史、金明煕女史と二度も失敗した上で、韓鶴子お母様にバトンが渡された訳です。二度の失敗による蕩減がどれほど大きいかを考えたときにも、お母様は信じがたい路程を越えなければならなかった訳です。第一のエバ、第二のエバが勝利するよりも、はるかに難しい道だったはずです。
第三に、真の母を支えるべき基台としての食口も、本来お仕えするべき人々と比較すると、とても大変な人々になってしまったということです。本来は心霊的に長成期のレベルにある立派な人々がお仕えするはずでした。世の中でもすでに尊敬される人々だったことでしょう。それが、復帰される前には蘇生期か無原理圏をウロウロしていたような人々が多くやってきて、お仕えするようになってしまいました。イエス様の路程を見ても、弟子の幼さがメシヤにどれだけ苦痛を与えたのかということは良く分かります。
このように考えると、いくらお父様がメシヤだったとしても、お母様に勝利していただくことは困難の中の困難であったということが分かると思います。
私達は2000年前のイエス様がいわば失敗した、あるいは勝利できなかった、ということを考えますが、それでもイエス様に対する尊敬心に変わりはありません。困難だった事情が分かるし、その中で最大の精誠を尽くされたことが分かるからです。
真の父母様に対しても、同様のことが言えるのではないでしょうか?全てが完全に失敗して神様とお父様のみが荒野に追い出された立場からの蕩減復帰・・・。どれほど困難な事情があったでしょうか。
そのようなお父様のご苦労、お母様のご苦労を理解した時に、現在、お母様が語られている内容に対して、もう少し冷静な見方ができるのではないでしょうか?
お母様が現在語られている内容、歩んでおられる道は、間違っています。しかしそれは私達を代表して誰も行くことができないような真の母の道を歩んでいってくださった結果なのです。誰も責めることはできません。
赤石講座のようなものは、理論的に苦しいことが分かっていても、「お母様は正しいはずだ」という「信仰」によって無理に創り上げてしまった理論です。真理には一貫性がありますが、赤石講座は少し前の太田講座とも矛盾しており、家庭連合本部には一貫性がありません。
お父様は2000年以降、お母様が現在語られている内容に対して、頻繁に指摘しておられました。しかしお父様の聖和後、禁止する人がいなくなり、お母様がこうして語られている訳です。つまり、お父様でさえ、お母様がこのままでは失敗される、あるいは失敗してしまっているということを語られていたのです。ですから私達がお母様のみ言を心配することは、不信仰ではありません。そしてお母様がお父様とは別の道を行かれていると感じるならば、「元にお戻りください」とお願いすることは、決して不信仰ではないはずです。
私達は、お母様を愛さなければなりません。
次回はお母様を指摘するお父様のみ言を紹介するつもりです。
お母様を愛したい食口はクリック!!
今回は、顯進様のみ言をお休みして、家庭連合本部の赤石講師による『真の人間始祖「独生女」』について書いてみたいと思います。
まず最初に、赤石講師の講義内容を私なりに要約してみます。
「お父様の御言の中には、お母様はサタン血統に生まれたという内容もあれば、逆に神の血統に生まれたととれるようなものもある。果たしてどうなのか? 実は、イエス様の血統についても、お父様の血統についても、「堕落した父母の血肉を受け継いで生まれた」というようなみ言がある。これをどう捉えるべきか?これは、イエス様を生んだ両親、お父様を生んだ両親は堕落の血統だったという意味である。しかし復帰摂理を通して無原罪の神の血統、メシヤに生まれてきたのである。同様に、お母様の血統を堕落の血統だと言っているお父様のみ言葉は、お母様の両親のことであって、お母様は復帰摂理を通して無原罪のメシヤとして生まれてきたのである。そしてお父様は、お母様も再臨主・メシヤであると宣布されているのである。」
大体、このように要約できると思います。もしも間違いがあれば、ご指摘をお願いします。
そして赤石講師が引用しているみ言は次のものです。
「三人目のアダムが堕落前のアダムの立場で来て、堕落前のエバを探し出さなければなりません。堕落していないエバを探し出して、子羊の宴会をしなければなりません。結婚して人類の父母となるのです。」(祝福家庭と理想天国584、585)
「新郎であられる主がこの地上で探される新婦は、堕落圏内で探す新婦ではありません。堕落していない純粋な血統をもって生まれた方を探すのです。」(祝福家庭と理想天国909)
まず、上述の赤石講師の主張に対する最も簡単な反論は以下です。
①それでは、崔先吉女史や金明煕女史、そして英国に準備されていたという女性も再臨主・メシヤとして準備されていたということなのか?
②その場合、もしも崔先吉女史が勝利していたら、残りの金明煕女史、韓鶴子女史、英国女史は余り物のメシヤになってしまうがどうするのか?
③もしも韓鶴子お母様のみが再臨主・メシヤとして準備されていたとするなら、崔先吉女史や金明煕女史とお父様との関係は堕落行為だったということか?お父様は堕落人間だということか?
・・・このように、悲惨な程、筋が通らなくなってしまいます。
次に、み言の面でも、「お母様が堕落の血統だというお父様のみ言は、お母様を産んだ両親が堕落の血統だったという意味だ」という赤石講師の説明では、全く通用しないみ言が多く存在します。
「皆さん、お母様は生まれたときから、お姫様のように生まれ、再臨主の妻として生まれたと思いますか。堕落した血統を受け継いで生まれたのです」(み言葉選集第461集、2004年7月19日)
※大地:再臨主の妻(独生女)として生まれたのではないとはっきり語られています。
「お母様の血統は堕落した天使長の血統です。これをなすために私は絶対信仰、絶対愛、絶対服従の道を行かなければなりませんでした。そういう信念と信仰でここまで来ました。お母様は堕落の血統だったので天宙の全く反対の道を行かなければならなかったのです。すべてを否定しなければならなかったのです。」(2003年10月1日訓読会)
※大地:堕落した天使長の血統がお母様の両親の話で、お母様はメシヤなのだとしたら、全てを否定する道を行かなくても良いはずです。
「お母様がどうして神様の婦人の位置に進むことができるか。堕落した女性として真の父母様の婦人の立場に立つことが出来るか。…そうすることができる亡霊のような行動がどこにあるか。」(み言葉選集第614集28ページ、2009年7月12日)
※大地:お父様はお母様を「堕落した女性」と指摘しています。お母様がメシヤとして生まれたなら、「堕落した女性」という意味が、お母様が途中で性的に堕落したという意味になってしまいます。これは生まれた時の血統のことです。
「ではエバは、どのように現れなければならないのでしょうか。創造の原則によって、エバはアダムを通してつくられなければなりません。イエス様はマリヤを通して生まれましたが、エバが生まれるに当たっては、そのような原則はありません。エバが僕の立場で蕩減復帰しようとするならば、イエス様がアダムを復帰完成したのちに、イエス様によってつくられなければならないのです。」(み言葉選集38集67ページ、1971年1月1日)
※大地:イエス様は血統転換の原則を通してマリヤから生まれたメシヤだが、エバ(イエス様の相対者)にはそのような血統転換の原則はなく、僕の立場(天使長の血統)に生まれ、イエス様の教育で再創造しなければならないということです。
以上のように、赤石講師の、「お母様も再臨主・メシヤである」という主張は、完全に「間違い」です。このレベルは、うちの妻でも見抜きました(笑)。
「間違い」ならまだマシなのですが、どうか意図的な天と地に対する「偽り」でないことを、赤石講師と家庭連合本部のために祈ります。
※「お父様が、お母様も再臨主・メシアであると宣布した」という赤石講師の主張については、鞍馬天狗さんが批判しておられますので、割愛します。
「どうか赤石講師のスーパー凡ミスでありますように!」クリック!!