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約束の大地

私自身は顯進様が摂理的長子であられると確信しています。 しかし、顯進様お一人ではなく、神様を中心として真の家庭の四位基台がなされてこそ実体的天一国の出発を成すことができます。 真の家庭理想の復活のために、祈りを込めて書きたいと思います。

「私は祝福家庭なのだから、もう救われている」。

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「私は祝福家庭なのだから、もう救われている」。

顯進様のみ言抜粋

『定着時代のためのリーダーシップ・パラダイム』(米国・ベリータウン、2001年4月20日)より

 

第四次アダム圏時代を前進し、定着時代を出発していく中で、私達は、神様の摂理における、今の時の重要性を理解すべきです。多くの人が、これに対する明確な概念を持たないまま、自分が責任を持っている機関、あるいは小さい役割にだけ執着しています。そして多くの人はこのようにも考えます。「ああ、私は祝福家庭なのだから、もう救われている。何も心配する必要がない」けれども皆さんは、祝福家庭として、どのような責任があるのか、皆さんに如何なる期待が懸けられているのかを知らなければなりません。祝福家庭として皆さんは、理想的人間、真のアベルの立場に立っており、それにあった責任を負っているのです。…(中略)

 

祝福はアベル自身のために与えれたのではありません。祝福家庭として、アベルの位置に立っている皆さんについてはどうでしょうか。祝福は、皆さんがカイン世界を復帰する、代身者になれるよう与えられたものなのです。

 

ですから、この世界が、完全に神様の絶対主管下に入るまで、私たちの使命は終わらないのです。皆さんは祝福家庭として、そのような確信とアイデンティティを持たなければならないのです。…(中略)…統一運動の二世たちは、公的使命に対する責任感を忘れてしまっています。彼らは自分が、アベルの位置に立っていることを分かっていません。それは、統一運動のリーダーである皆さんが、自分の責任を見失ってしまったからです。積極的に世の中に出て行って、世の中を変えることができないまま、いまだ自分たちのことばかりに焦点を当てているからです。今日から、それを変えなければなりません。守勢に立つのではなく、積極的に世の中に出て行き、地上に実体的な神様の国を実現しなければなりません。(アーメン!)

 

(『神様の夢の実現』132~133ページ)

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顯進様が2001年に米国で行われた21日特別指導者修練会で語られたみ言を紹介しています(8回目)。前回は、復帰時代とは違い、定着時代においては祝福中心家庭が摂理の主人となり、理想家庭を完成する責任分担を果たさなければならないということで書きました。

 

私達がメシヤであるお父様に出会い、祝福を授かったことの価値は言葉で表現できないものであると思います。しかし顯進様は今回のみ言の中で、「ああ、私は祝福家庭なのだから、もう救われている。何も心配する必要がない」と自分のことにばかり焦点を当てているのではないか?と指摘されています。以前の御言では、「自己陶酔」「自己満足」という表現もされていました。

 

このような「誤った選民意識」によってもたらされた摂理的な被害は計り知れないのではないかと思います。

 

ちょうど2000年前にも、イエス様の下に多くの群衆が集まってきた時、イエス様はその人たちを通して地上天国を実現すべきご自分の使命を考えられましたが、一方で十二弟子たちは、これで自分が偉くなった、という風に考え、十二弟子の位置に拘り、優秀な人であっても他の人がイエス様の前に出るのを遮るようになりました。

 

今日の私たちもこれに似た態度かも知れません。顯進様が仰るように、アベルに与えられた祝福はアベルのためではなく、カイン世界を復帰する代身者になるためのものです。

 

昔、私がお世話になったある中心者が日曜礼拝の説教で語っていたことです。「天国に相応しい人というのは、全ての人を天国に入れてあげて、最後の一人が入ったあとで、自分がようやく安心して天国に入り、パタンと扉を閉めるような人だ」。…このような教えを受けながらも、長らく私の意識の中には、やはり「誤った選民意識」がどこかでこびりついていたと思います。

 

顯進様のみ言に触れると、いつもそのような自分が正されるのですが、それでも顯進様の深刻さと私自身の深刻さの間には大きな開きがあると感じざるを得ません。

 

「積極的に世の中に出て行き、地上に実体的な神様の国を実現しなければなりません。」と言われ、私の残りの人生の中で何ができるかを、考えさせられました。

 

現在の家庭連合のように、余りにもこの世と隔絶した状態では、何も成すことができません。それは世の中が問題なのではなく、家庭連合が定着時代に相応しい観点を持ち得ていないということです。



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