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約束の大地

私自身は顯進様が摂理的長子であられると確信しています。 しかし、顯進様お一人ではなく、神様を中心として真の家庭の四位基台がなされてこそ実体的天一国の出発を成すことができます。 真の家庭理想の復活のために、祈りを込めて書きたいと思います。

女性の使命と「独生女」。

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女性の使命と「独生女」。

「独生女」問題カテゴリの記事が続いています。今回は今までとは少し違う角度から論じてみたいと思います。

今までは主にみ言の観点から指摘してきましたが、「独生女」理論にはお父様のみ言と相容れないという点以外にも、重大な過ちがあります。それは「女性の使命」に関することです。

家庭連合本部はあれこれと理論をこねくり回すことで、「独生女」理論を擁護しようと必死です。しかし結局のところ、この理論が真の家庭の四位基台を完成させるというお母様を使命を勝利していただく上で、プラスかマイナスかを見れば、正否は一目瞭然です。

第一に、「妻の使命」に関して、参考になる部分を原理講論のキリスト論から引用します。(原理講論266頁より)

---- 引用開始 ----

聖霊の感動によって、イエスを救い主として信じるようになれば、霊的な真の父であるイエスと、霊的な真の母である聖霊との授受作用によって生ずる霊的な真の父母の愛を受けるようになる。そうすればここで、彼を信じる信徒たちは、その愛によって新たな命が注入され、新しい霊的自我に重生されるのである。これを霊的重生という。

---- 引用終了 ----


このように、霊的真の母である聖霊の働きによって、私達の心はどのような影響を受けるかと言えば、霊的真の父であるイエス様に対する信仰や思慕する心がますます強められなければなりません。


ですから
聖霊の実体であるところのお母様の役割は、お父様を証しすることなのです。お母様がお父様を慕うその心でもって、私たちの心をお父様に繋いでくださることなのです。


ところが、お母様がご自分を「独生女」と証しされる一方で、お父様についての言及は悲しいほどに少ないのです。多くの牧会者の方々も、お母様の口から生前のお父様のお姿について、証しを聴けないことを寂しく思っておられるのではないでしょうか。


もしもこの四年間、お母様が今まで「独生女」のお話をされてきたその倍以上、お父様について証しされてきたとすれば、すべての食口たちは間違いなくお母様を尊敬しますし、世の中の人もそうであろうと思います。


また、主体格である男性のお父様が、ご自分を「私こそ再臨主である」と仰るのは、男性に似つかわしいことですが、対象格である女性のお母様が、ご自分でご自分を「独生女」と証しする姿は、あまり好ましく感じられることではありません。やはり男女の役割には主体と対象の違いがあるからです。


次に、
「母の使命」に関して、父子協助時代に関するお父様のみ言の中から引用します。


---- 引用開始 ----

絶対服従の位置に立たなければなりません。それは女性に対する、すなわち、オモニ達に対するみ言です。最後に、ハワイの末端に来て、このように全てを教えてあげるのです。はっきりと分かりましたか?母子協助の時代、父子協助の時代の意味を正確に知らなければなりません。これは最後です。息子が後にアボジの継代を引き継ぐと、オモニも息子に侍らなければならないでしょう?そうなります。父子協助時代に入るのです。(み言選集 340巻46ページ 2000.12.23

オモニが来た時、蕩減時代であり、それを過ぎて長子に侍って父子関係の図を立てた後、オモニも祝福した息子の後について行かなければならないのです。オモニが、アボジの後代に長子が行く道を責任もてないのです。み言選集 340巻64ページ 2000.12.23

---- 引用終了 ----


日本の天皇家で言えば、天皇陛下が崩御された後、皇太子殿下が新たな天皇陛下として即位されます。その時、美智子様はご自分の息子である新しい天皇陛下のことを、「おいっ」とは呼べません。「陛下」と呼ばなければなりません。お母様が長子に侍るとは、そのような状態だと思われます。真の家庭の創造原理的な秩序は、そのようなものではないでしょうか。


このように見れば、お母様の母としての使命は、お父様と長子をつなぐことであることが分かります。長子が立ってこそ、四位基台が完成し、四大心情圏も三大王権も立てられるからです。それは天国の核であると同時に、三代が連結されたことで、永遠性をも意味します。


お母様が偉大な方であることは、立派な息子を立たせ勝利させたことで証明されるのであり、ご自分で「独生女」を主張されることによってではありません。

「独生女」理論は、このようなお母様の使命の前に、全く無意味なものであることが分かります。それは全人類の心をお父様に向けさせることでもなければ、長子を立たせて真の家庭を完成させることでもありません。


最近は36家庭の先生方もついに反対され始めたと聞いています。しかしその方々は「元老」であって、「執行部」ではありません。ご意見番ではあっても実権はありません。家庭連合指導者の皆さん、人類歴史の中で、正しい立ち位置がどこにあるのかを早く悟ってください。



最後に「おまけ」です。

このような情勢の中で「独生女」理論を肯定する勇気あるブログがありました。「いつも私のとなりに神さま」ブログの、「『独生女』を宣言すると、何がお母様の得になるのか?!」という記事から引用したいと思います。

---- 引用開始 ----

かつて真のお父様は、イエス様のことを「結婚しなければならなかった」と語られました今回お母様が語られたごとくです。

しかし、そのことによって多くの迫害を受けました。お父様にとってみれば、何の得もありません。

それでも、お父様は「真実を伝えなければならない」として、堂々と伝えられました。

今、まさに「私は独生女(独り娘)です」と語られる真のお母様もそうなのです。

お母様が宣言すれば、悪く言われるのをわかっておられながら、すべての問題は真の父母を通してしか解決できず、本当の幸福は真の父母を通してしか得られないがために、人類の救いのために、自ら宣言されるお母様。

ご自分の得には何もなりません。すべては、全世界の子女たち、73億人類のためです。

そのような時が来ているので、自ら証されるのでしょう。

---- 引用終了 ----


すべての問題は真の父母を通してしか解決できず、本当の幸福は真の父母を通してしか得られない」とお母様が語られたので、それが原因で悪く言われている訳ではありません。「原罪があったものをなかったと言い、お父様の教育を受けたのに受けていないと言い、神の血統に生まれたお父様を堕落の血統だと言っている」ので、悪く言われてしまうのです。

真実を訴えて迫害されたお父様と、偽りを押し通そうとして悪く言われるお母様では、打たれる理由が全く違います。

いつもはスルーしていますが、これはちょっと、やれやれ、と思ってしまいます。



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