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約束の大地

私自身は顯進様が摂理的長子であられると確信しています。 しかし、顯進様お一人ではなく、神様を中心として真の家庭の四位基台がなされてこそ実体的天一国の出発を成すことができます。 真の家庭理想の復活のために、祈りを込めて書きたいと思います。

13 反摂理の教権グループの形成②(2006-2008)

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13 反摂理の教権グループの形成②(2006-2008)

それでは、お母様によって就任した國進様は、就任後にどうされただろうか?

1)財団理事長に就任するや否や郭会長に対する徹底的調査開始

國進様は就任されるや否や、韓国財団の傘下にある企業一つ一つ訪ねて行かれて、郭先生と関係のある領収書、書類をすべて出させて、一つ一つ確認された。会社の社長たちが驚いて郭先生に電話してきたほどである。國進様は徹底的に郭先生を調べて問題を見つけようとされた。

國進様はお父様と一体化し、正しく摂理の方向性に向かっていこうとされていた顯進様の基盤を弱体化させるために、最も邪魔となる郭先生を除去しようとされのである。

そして徹底的に調べた結果、何も出てこないにも関わらず、郭先生に泥棒の濡れ衣を着せた。全世界に向かって郭先生を泥棒として宣伝した。郭先生は「私が泥棒だというなら、いつ、どこで、どれだけのお金を盗んだのか、提示したら良いではないですか?」と言われた。実際、具体的な罪は何一つない。

2)UC指導部による郭先生に対する12回の訴訟。2016年まで行われた訴訟で、すべての訴訟において郭先生が勝訴している。公金を横領した証拠は何もない。過去2度の国税庁の税務調査において郭先生の清廉潔白さは証明されている。調査官自身が「こんな清廉潔白な人は見たことがない。国税庁から賞を貰わなければならない方だ」と言い残している。

郭先生は当時、お父様から信頼され、多くの機関の責任者を任されていた。お父様から見れば、郭先生しか信頼できる方がいなかったのではないだろうか。教権指導部が郭先生を泥棒扱いし、後から攻撃してきたが、どんなに叩いても埃は出なかった。

2007年5月21日-6月9日、「天宙平和神文明開闢宣布 米国巡回大会」において、お母様と顯進様が共に歩まれる期間があった。

お父様の指示は、お父様の御言を顯進様が読み、お母様が顯進様を紹介しなさいということだった。しかしお母様の措置は、顯進様がお母様を紹介し、お母様がお父様の御言を読むということであった。

お母様と現場で争うわけには行かず、顯進様はお母様に譲り、お母様がすべてを主管された。しかしそれを知られたお父様とお母様が激しく対立され、衝突された。それを仲裁しているような立場が顯進様の立場であった。

そしてお父様が顯進様に語られたことは、「これから50年はお前が率いて行かねばならない」「お母様までもお前が責任を持って行かねばならない」ということであった。

この時、お母様がここまで道を踏み外して行かれるとは、顯進様は思っておられなかった。しかしこの時のお父様との約束を、顯進様は今も忘れておられない。

2008年4月16日、訓読会において、お父様が亨進様を家庭連合の世界会長に任命することを決定された。

2008年4月18日、亨進様の家庭連合世界会長就任式。しかしこのことは顯進様には知らされず、就任式は拙速に行われた。当時、顯進様は南米6カ国を巡回中で不在であった。なぜそんなに急いだのか?2006年4月の前例があるからである。お父様がある決定をされたとしても、それが公式化されないと、お父様は指示を変えることが良くあるからである。公式化してしまえば、お父様でも簡単には変えられない。

決定から二日後に世界会長就任式を行い、そして即座に顯進様は副会長から解任された。これはお父様の願いであろうか?子女様たちが協力して御旨を果たしてほしいというのがお父様の願いである。

2008年5月2日、亨進様のW-CARP世界会長就任式。これも前任者である顯進様に知らせもせず、離任式も行わないままに、就任式を行なった。この時、お父様と顯進様は、2008南北米指導者大会で不在であった。

W-CARP本部が閉鎖されると共にSTFも廃止され、顯進様は手足となる人々を失って行かれた。

このような流れがある中で起こったのが、真の父母様のヘリコプター事故である(2008年7月19日)。確率的には90パーセント以上、全員が死亡すると言われる中で、16人全員が生還した。

お父様はこれをとても啓示的に受け止め、警告だと考えられて、三人の息子様を病室

呼ばれた。「三兄弟が兄を中心に一つとなれ」「國進は兄の右腕、亨進は兄の左腕になれ」と話された。顯進様は紙に書いてくださいとか、録音しますからもう一回言ってくださいなどということは考えない方である。いくら紙に書いてもらっても、「お父様がおっしゃったので私に従え」では、真の家庭における真の兄弟姉妹の愛のモデルになっていくことはできない。弟たちが自分を愛し尊敬して従ってくることのできる自分となる努力をして行かなければならないと考えられた。

しかしお父様の願いは明確に上の言葉の通りであったため、お父様は真の家庭を代表して、ヘリコプター事故後の最初のスピーチを顯進様に任せられた。顯進様はお父様に「何を語れば良いでしょうか?」と質問されたが、お父様は「お前は私が言いたいことをよく分かっているではないか?お前が話したいことを話せ、それが私が話したいことだ」と言われた。これくらい、お父様と顯進様は心情的に一体化されていた。

そして顯進様は涙を流しながら、「真の父母様なくして、私のやっていることは何の意味があるのか?」そして「一つのビジョン、一つの目的のもと、一つにならなければならない」と語られた。

しかしヘリコプター事故のわずか10日後、亨進様はお父様の願いに背いて、仁進様を米国の総会長に任命された。

お父様は米国は顯進様に任せ、キリスト教の世界基盤をつないでILCを毎月行っていくように指示されていた。その米国総会長を亨進様は仁進様に変えられた。これは、UCIを通して世界摂理を行っていく、その中心から顯進様を外したということである。これがお父様の指示だったのだろうか?そうではなかった。

仁進様は10年間、お父様と葛藤して、御旨とは関係のない生活をしてこられた方である。

2008年7月29日、お母様の全面庇護のもとに亨進様の名で仁進様を米国総会長に任命した。

しかし実際には、お父様は仁進様を米国総会長ではなく、顯進様の下で牧会を担当する祝司長に任命したのであった。また、仁進様の夫である朴珍成氏は絶対に教会のことに関わってはならないとされた。(7月29日金大陸会長、9月14日顯進様、2009年3月21日朱東文・郭先生がお父様に直接確認)

このことを三度もお父様が語られているにも関わらず、このお父様の指示は完全に無視され、仁進様が米国総会長として実権を握り、基盤を揺るがしていったのである。

食口はあまりにも簡単に考え、お父様の指示に従っていれば、お父様はもう一度、顯進様を立てられたはずだ、というが、これを見れば、お父様の人事というものはすでに通らなくなっていたのである。いくらお父様が指示されたとしても、実質的な人事権は理事会が握っていたのであり、そこでお父様を無視することが既に起こっていたのである。それを私たちははっきりと知らなければならない。



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