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約束の大地

私自身は顯進様が摂理的長子であられると確信しています。 しかし、顯進様お一人ではなく、神様を中心として真の家庭の四位基台がなされてこそ実体的天一国の出発を成すことができます。 真の家庭理想の復活のために、祈りを込めて書きたいと思います。

15 摂理的長子追放による三大王権の軸の崩壊②(束草事件)

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15 摂理的長子追放による三大王権の軸の崩壊②(束草事件)

2009年3月、束草霊界メッセージ捏造事件


これは、天宙史的クーデターに楔を打つ事件だった。徹底的にお父様の御言を中心に見て行く。

2009年3月8日 安侍日のお父様の御言。到着されるや否や、お父様は訓母様を探される。ところが訓母様が現れない。そしてお父様の御言は続く。

「先生の勝手にするのではありません。神様と霊界に(行った)先生の息子である総司令官を中心としてするのです。孝進も行ったのでどうなりますか?霊肉界が一つになった基盤を中心として地上も歩調を合わせなければいけません。」(文鮮明先生御言葉選集609-126)

お父様はこの時、これから誰を中心に立てて摂理して行くのか、それを決定しようとする重大な時であるので、先生の勝手にするのではない(霊界からのメッセージである)と語られている。孝進様の聖和も一周忌を迎えようとしていた。とても心情的に孝進様を思い出される時であった。

「それでは霊界から伝えてきた実相に対する報告をしてあげるのです。訓母様が孝進の報告を読んでください」(同609-128)

しかし、訓母様は現れない。色々とあって、結局は訓母様の霊界報告書が梁昌植氏によって発表される。その内容は一言で言って、亨進様がトップであり、すべてを亨進様を通して行って行くというものである。亨進様後継者体制に対する人事発表であった。この後、お父様は次のように語られる。

「霊界はどう見ていて、部署の責任を持った皆さんはどうみているのか?その意見を言わなければいけないというのです。霊界と地上界、オモニの所見(考え)と全体の所見を中心に私が決定を降ろせば私にああだこうだ言えません。オモニにああだこうだ言えないのです。霊界の事実を知らないじゃないですか。このような報告された内容の事実を知らない人は話すこともできないのです。ですからこの動く事実を説明していきながら知るようになっているのです。オモニが一言いいなさい!オモニの考えはどうしたらいいのかということをです。」(同上609-136)

これは覆すことができない重大決定だとおっしゃっている。それでお母様の所見はどうかと言われる。結局お母様はどのように語られるか。

「残っている子女たちの責任が重要です。皆さんは本体論の講義をよく聞いたでしょう?お父様が一番重要に考えていらっしゃるのは何だと聞きましたか?(絶対性です)絶対性でしょう?(はい)それをおいてみた時、霊界で見ている観点が正しいと思いました。それでそれを中心に最後はお父様が判断して決定してくださるとみています」(同上609-138)

これはお母様が「絶対性に当てはまるのは、亨進様しかいない」ということを遠回しに言われているのである。


しかし実は、この時、霊界メッセージを受けたとされていた
訓母様は、「これは私が書いたものではない」と明かしている。訓母様はこの現場にいたが、出て行かなかった。そして郭先生に出会った時に「私は書いていない」と否定した。

(※顯進様はこの時、会場を出られた後で戻っておられる。多くの食口は出られたきり戻って来られなかったと思っている。しかし翌3月9日の御言を読めば、お父様が顯進様に感謝されている。戻ってきて、自分の対面を全部潰されながらも、お父様を立ててくれた顯進に感謝すると言われている。)

顯進様が一度出られた時にも訓母様と出会い、その時にも訓母様は「私は何の過ちもない」つまり自分が書いたものではないと言っている。訓母様報告書、霊界からの指示だとして、お父様も霊界からのメッセージだと思って聞いているのに、訓母様は顯進様や郭先生に「私は書かなかった」と伝えている。これは何を意味しているのか?これは霊界メッセージなどではなく、政治的な動きである。

この事件の背後には誰がいたのか?霊界メッセージを読み上げたのは梁昌植氏である。それで梁昌植氏を問い詰めると、彼は苦し紛れに「真のお父様の指示内容を報告書の形式で整理して真の父母様に差し上げたものだ」(2011年11月20日韓国パイオニアカフェ)と告白した。実は訓母様による霊界からの報告書ではなく、お父様の指示事項をマリオットホテルで一言一句書き取ったんだと、自分はただそれを書いただけなのだと。

ところが実際には梁昌植氏の報告書が訓母報告書に化けて訓読会で発表された。お父様はそのようなつもりで聞かれている。お父様はその内容を霊界の実相と認識して亨進様体制を決定されている。

もしも本当に梁昌植氏が言うように、お父様がご自分で語った内容だったとすれば、すぐにわかるはずである。それを霊界のメッセージだなどとお父様が食口に嘘を言われるはずがない。

したがって誰かがこれをお父様に霊界の実相を記録した訓母報告書、すなわち霊界メッセージとして報告したのである。

結局、この計画の首謀者はお一方以外にはあり得ないのである。梁昌植氏は「真の父母様に差し上げた」と語っている…。

偽の「訓母報告書」で重大決定が成された事件は何を意味するのか?それは、神様と霊界をないがしろにし、お父様の霊的権威を完全に愚弄し失墜させた事件だと言うことである。また同時に、孝進様の聖和に対し切ない心を抱いておられるお父様の心情まで蹂躙した事件である。

こうして亨進様体制が確定され、顯進様は時には山の中にこもられ、本当に神様がご自分に願われる道は何なのかを、神様を中心として決定して行かれる。しかし最終的に顯進様は、亨進様によってUPFの責任まで解雇された。亨進様は自分を世界会長にし、翌日の訓読会でお父様から激怒されている。お父様は「誰がこんな勝手な人事をしたのか」と、亨進様を叱りつけ、「元に戻せ」と言われているのに、この人事もまた、覆されなかった。

しかし公職者に対してはこの内容(お父様が亨進様のUPF世界会長就任に激怒された)がメールで流れた。お父様のみ言を聴いていた責任者が流したのである。しかし直後に、全部削除するようにという指示が上から流れて削除するようになった。誰かが削除せずに持っていれば、今後、証拠として出てくるはずである。

以上のように、この時もやはり、お父様の人事は通らなくなっていた。




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