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約束の大地

私自身は顯進様が摂理的長子であられると確信しています。 しかし、顯進様お一人ではなく、神様を中心として真の家庭の四位基台がなされてこそ実体的天一国の出発を成すことができます。 真の家庭理想の復活のために、祈りを込めて書きたいと思います。

17 第四章 天宙史的葛藤に見られる根本問題

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17 第四章 天宙史的葛藤に見られる根本問題

天宙史的葛藤を起こしてきた勢力は三つある。腐敗した統一教指導部とお母様と亨進様である。この三つのグループは共通の目的の下に一致団結していた。その共通の目的とは、顯進様を追い出すということだった。そのことにおいてこの三つの勢力は手を結び、一致団結していた。摂理的長子をつぶす、ということは、サタンが最も願う行動ではないだろうか?


なぜ彼らは、天宙史的葛藤を引き起こしたのか?そしてなぜ彼らは顯進様を追い出し、打ち続けたのか?

Ⅰ.腐敗した統一教指導部の「法統継承アジェンダ」の根本問題


「アジェンダ」とは計画のことだが、何か隠された意図、動機、そういったものを「アジェンダ」と表現している。彼らは「法統継承」のために、長子を潰していった。

1.「法統継承」のための長子追放


ネイション・オブ・イスラムやモルモン教では、創始者の死後、直系の子女ではなく、弟子たちが継承して発展させていったケースである。同じように「家庭連合も、真の父母様の直系子女ではなく、能力のある人が継承しなければならない」と、モルモン教の聖地にお母様をベンチマーキングのためにお連れしてその実体を見せた背景もある。

金孝律氏は世界指導者会議で次のように語っている。

「真の父母様と40年を共にし、40年の間真の父母様の家庭に侍ってきた者として、私ははっきりと語ることができる。私たちの縦的ラインは真の子女様ではなく、真の父母様に常に連結されることである。今、私たちがお父様とそのラインを中心とした時、彼ら「真の子女」は、お父様と私たちの間にいない。私たちには、真の父母様に直接連結されるラインがある。これが、私の信念である。」

第一章の原理が分かっていれば、これが間違いであることはすぐにわかる。

朱東文氏が2011年に顯進様に送った手紙がある。

「私は数十年間、真の父母様と共に学びながら経験した月日があった。したがって私の文を足りない頭や判断によるものだと考えず、真の父母様から伝授された内容であると考えて欲しい。真の父母様のみ言を貴く思うように私の文も大切にしてほしい。」

お父様と長く共にいた者として、私的親密感を強調し、特権意識を持って、「お父様と長く一緒にいたのだから、私の言葉をお父様のように尊重して受け入れろ」とカインの子女がアベルの子女にこのような手紙を送っている。これは原理的に考えて正しいことだろうか?



そして特権意識をもって祝福家庭に何を言いたいのかと言うと、「私の言うことに服従せよ」ということである。祝福家庭にとって最高のアベルは顯進様である。そもそもアベルとカインの関係は指示と服従の関係ではないのだが、「アベルに従え」という論理を用いるならば、一番のアベルである顯進様に従うのが、祝福家庭の原理的な位置である。

彼らは何をしたかったのか?真の父母様の直系である真の子女様の位置に彼らが取って代わろうとした、ということである。


彼らは真の父母様、真の子女様を巻き込み利用していった。第三章で学んだ多くの出来事を、もしも教権指導部が先頭に立って行えば、多くの祝福家庭が異を唱えて失敗したことだろう。しかし彼らは「國進様は素晴らしい、亨進様は素晴らしい」と口々に褒め称えながら、お父様が亨進様について聞かれるとみんな「亨進様は素晴らしい、亨進様が世界会長になったらいい」と褒め称えた。そして國進様と亨進様が先頭に立って顯進様を追い出していった。

しかし國進様と亨進様がお母様と葛藤され始めた時、彼ら教権指導部はどうしただろうか?あっという間に背を向けて、お母様側についた。顯進様が追い出される時には、それでも何人かが共に行ったが、國進様、亨進様の場合にはほとんどすべてが背を向けてお母様側についた。

今、彼らは天一国最高委員会を作り、天一国憲法を発表した(2014年2月12日)。「法統継承」アジェンダに従った結果である。この天一国憲法には、「真の家庭」「真の子女」という単語が一切ない。天一国憲法の草案を郭先生が作られ、それをお父様が徹底的に修正されたが、その内容はどこかに行ってしまって、全く関係のない天一国憲法が、今発表されている。その憲法には「真の家庭」「真の子女」という言葉が入っていない。

彼ら統一教指導部は『週間朝鮮』のインタビューに次のように語っている。記事を引用する。

「2013年8月に韓総裁に届けられた『天一国憲法』。統一教側は『天一国憲法には最高議決機関である天一国最高委員会の構成と権限などが明記されている。韓総裁は事故があった時まで念頭において最高委員会が自身の権限まで代行するよう強力な権限を付与した。最高委員会が家庭連合の後継構図まで決定できるという意味として理解できる』と説明した」

これは何を意味するのか?もしもお母様に万が一のことがあって、責任を担うことができなくなったら、誰がそのお母様の権威を引き継ぐのか?それは天一国最高委員会なのだ、ということである。原理によれば、神様、お父様、そしてその権威は長子が受け継ぐべきである。それがいつの間にか、神様、お父様、お母様、そして最高委員会とズレていくのがわかるだろうか?「最高委員会が家庭連合の後継構図まで決定できるという意味として理解できる」。お父様は血統を中心として後継構図を立てることを願われた。それは明確である。しかし彼らはそれを捻じ曲げている。

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