私自身は顯進様が摂理的長子であられると確信しています。 しかし、顯進様お一人ではなく、神様を中心として真の家庭の四位基台がなされてこそ実体的天一国の出発を成すことができます。 真の家庭理想の復活のために、祈りを込めて書きたいと思います。
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≪顯進様のみ言抜粋≫
『2002年W-CARPシンポジウム閉会の辞』(韓国・ソウル、2002年2月14日)
今まで、私たち統一運動のファミリーは一つになっていましたか、それとも分裂していましたか。どこから分裂は生じましたか。誰がこの分裂を引き起こしましたか。私はこの分裂が理想家庭と真の家庭を見つめる神様と真の父母様の希望と夢、そして願望とは違うということを知っています。それで私たちは本然の位置に戻らなければなりません。私達は創造の根本動機を見出さなければなりません。私たちは人間の為に復帰摂理を始められた神様の動機を知らなければなりません。その原動力とは何でしょうか。それはまさに真の愛、すなわち為に生きることです。そして、それはただの概念的なものであってはなりません。私たちのアイデンティティーの中に具現されなければならないものです。これが正にCARPの文化であり、更に根本的には真の家庭の文化です。この文化の第一番目のコア・バリューは、為に生きる真の愛です。
(『神様の夢の実現』162~163ページ)
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顯進様が2002年にW-CARPシンポジウムで語られたみ言を紹介しています(4回目)。前回は、長子は父母の愛の立場に立たなければならないということで書きました。今回は短い引用ですが、顯進様は統一家の分裂について言及されています。
恐らくこの当時から、顯進様が統一家の分裂に関して具体的な個人名を挙げて批判をしようと思えば、いくらでもそれができただろうと思われます。しかし長子として父母の観点に立ちながら、真の愛で一つになることを訴えられています。
実際には、統一家のリーダーたちは、「真の愛」について多く学び、多く語ってきたけれども、それが概念で終わってしまっていて、逆に統一家を分裂させてしまっているということを指摘されてのみ言です。
私の知る限り、顯進様は今に至っても、教権勢力の過ちということは言われても、公の場で個人について言及されたことはないと思います。長子は父母の代身だからです。このような方が真の子女様の中にお一人でもいて下さることが、感謝です。
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≪顯進様のみ言抜粋≫
『2002年W-CARPシンポジウム閉会の辞』(韓国・ソウル、2002年2月14日)
家庭盟誓には、孝子、忠臣、聖人になり、聖子になるということを強調しています。孝行息子になろうとする動機は何でしょうか。もし、息子が真の息子、すなわちアベル的息子だというのなら、どのような種類の愛を所有する必要がありますか。…(中略)…最終的に彼は、父母の愛を理解し、体現すべきなのです。父母の愛を相続することによって、ために生きる生活を実践する孝行息子は、全てのことを父母の観点から見つめるのです。…(中略)…家庭の和合と統一も、兄弟姉妹を通してなされるのではなく、それぞれの子女が、父母の愛という縦的な軸につながることによって生まれてくるのです。ですから、家庭に和睦をもたらすことができるのは、父母の立場で全てのことを見る孝行息子なのです。
同じように神様も、人間が堕落することによって、人類歴史の始まりと同時に打ち砕かれた神様の理想と希望、夢を実現する息子が必要でした。だからこそ、真のアダム、すなわちメシヤの役割が必要なのです。
だからこそ、縦的伝統が重要なのです。それは皆さんが、神様、そして神様の摂理と連結することができる唯一の道です。そしてそれは、自分が自らのアイデンティティーを発見する道でもあります。確立する場なのです。それは、どのようなアイデンティティーでしょうか。神様と真の父母様の真の息子、娘としてのアイデンティティーです!
21日特別修練会の中で、なぜ、私は「真のアベル」という用語を作ったのでしょうか。「真のアベル」という言葉には、「偽りのアベル」が存在するということを前提としています。…(中略)…アベルは一番上の兄の立場に立っています。ですからそれは、父母の希望や夢や愛を代身しなければなりません。彼は家族を一つにする代身者なのです。
(『神様の夢の実現』161~162ページ)
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顯進様が2002年にW-CARPシンポジウムで語られたみ言を紹介しています(3回目)。前回は、家庭が一つになるには、縦的伝統の理解、すなわち父母の無償で絶対的な愛を子女が理解しなければならず、したがってOne Family Under Godを実現するためには、親である神様の真の愛を地上に連結させる縦的軸が必要だということで書きました。
今日のみ言では、昨日のみ言に引き続き、長子としてのアベルは父母の観点から家族を見つめなければならないと説明されています。メシヤは神様の長子として来られ、親である神様の観点で人類を見つめます。また、真の家庭の長子は、やはり父母の観点で真の家庭と人類を見つめなければなりません。
「家庭の和合と統一も、兄弟姉妹を通してなされるのではなく、それぞれの子女が、父母の愛という縦的な軸につながることによって生まれてくるのです。」と語られています。「それぞれの子女が」とありますので、カインの子女である祝福中心家庭も、次子である子女様たちも、長子に倣いながら、父母の観点で真の家庭と人類を見つめることで、和合と統一が可能になるということです。
晩年のお父様は、お母様の過ちに気づかれ、それを指摘されながらも、最後までお母様を愛されたと思います。お母様の過ちが事実だとしても、そのようなお父様を悲しませる態度をお母様に対して取ることはできないと思います。顯進様は今、お母様が霊界に行かれるとき、お父様とお母様が何とか一緒にいらっしゃることができるように、あきらめずに努力されていると思います。
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≪顯進様のみ言抜粋≫
『2002年W-CARPシンポジウム閉会の辞』(韓国・ソウル、2002年2月14日)
私は「相続と発展」ツアーでこの縦的伝統について数多く語りました。その基盤の上に、初めてリーダーを訓練するための21日特別修練会で縦的軸(Vertical axial line)について語ることができたのです。皆さん自身の経験から考えてみて、自分が何者であるのか、また自分がどういう者になり、何を経験すべきかということを見出す上で、縦的伝統は重要なものではないでしょうか。…(中略)
父母こそ自分が誰で、どのような人間になるべきかということに、決定的な影響を与える人であるということに同意することでしょう。皆さんは父母との間に築いた愛の関係によって、兄弟姉妹の愛、夫婦の愛、子女の愛を理解し、実践できるようになるのです。縦的基準は、全ての人間の経験の軸になり、特に真の愛を理解する基準になります。…(中略)
私達の個人的経験を通して考えてみて、真の犠牲、絶え間なく投入し、投入し、投入する、ために生きる真の愛の基準を代表する最高レベルの愛とは何でしょうか。それは、如何なる種類の愛でしょうか。それはまさに、私たちが経験してきた父母の愛ではないでしょうか。なぜなら、その愛は無条件で、絶対的かつ永遠だからです。ですから、縦的伝統なしには、誰も人類創造の動機であり、復帰摂理の動力であった「ために生きる」真の愛を理解できません。…(中略)
兄弟姉妹間の横的な愛が、家庭を一つにすることができると思いますか。兄弟姉妹間の横的な愛が、家庭の和合をなす独自の力を持っていると思いますか。
大部分の平和主義者らは、お互いに別の団体、国家や社会、宗教などの間で、横的な和解をなすことができる平和であると考えています。しかし、そのような理解で、本当に持続的な平和と和解を導くことができるでしょうか。皆さんはどう思いますか。もし、そのような横的な取り組みが、平和と統一、そして和解をもたらすことができる力をもっているとするならば、何故、人間の絶え間ない努力にもかかわらず、未だに平和と和解を見出すことができていないのでしょうか。
(『神様の夢の実現』159~160ページ)
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前回から、顯進様が2002年にW-CARPシンポジウムで語られたみ言を紹介しています(2回目)。前回は、荒野時代の重荷を下ろしたうえで、心情革命が始まるということで書きました。
今回のみ言では、心情革命の出発は縦的伝統から始まるということを説明されています。顯進様が仰っている縦的伝統とは、親子の縦的な愛の関係性を指しています。
縦的伝統(親子の愛の関係性)が全ての愛を理解する基準になります。私たちが経験する愛の中で、父母の愛は絶対的で無条件の愛です。それを経験することによって、兄弟姉妹間でも愛を実践することができるようになります。そのように考えた時に、人類の親である神様の愛を抜きに、永続的な平和を築くことは絶対にできません。
One Family Under Godの実現のために、人類に神様の真の愛を下ろすための軸が、(神様)-(真の父母)-(真の子女)という真の家庭に現れる縦的な軸だということになります。
ここ七年間、真の家庭と統一家の分裂の過程で顯進様が通過された犠牲や自己否定は言葉では表せないものだったはずです。私はしばらくの間、顯進様が混乱の原因やご自分の立場からの真実について、沈黙されたまま、なぜ口を開かれないのか、もどかしく感じていた期間がありました。
しかし、それは神様と真の父母様の縦的な愛を他の誰よりも理解されていたために、顯進様は長子として、真の父母様の遺産を引き継ぎ、神様の摂理の希望をつなぐため、そして、再び一つになるべき未来のためにそうされたのだ、ということを感じるようになりました。今回のみ言も、そのことを思い返させてくれました。
七年の時が経過して、神のものは神のもとして、サタンのものはサタンのものとして、自ずと分かれていく時が来ていると感じます。
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≪顯進様のみ言抜粋≫
『2002年W-CARPシンポジウム閉会の辞』(韓国・ソウル、2002年2月14日)
このシンポジウムのテーマは「心情革命」です。それは、私たちの内部から始まるものです。私たちはその革命に対して、主人意識を持たなければなりません。絶え間なく共鳴するこだまのように、私たちは最も奥深い所にまで到達しなければなりません。私達は自分が誰であり、自分が何を望み、選択することを願うか、自分の内面を深く掘り下げる過程が必要です。これが私が語る「心情革命」の意味するものです。内側からの完全なトランスフォーメーション(変革)を意味するのです。
私がW-CARPでこの文化運動を始める理由は、皆さんが私と会ってからの2年間で、それまで背負ってきた荷物をすべて取り除いてしまったと信じているからです。
統一運動が歩んできた十字架路程は、神様が計画された真の父母様の本来の使命ではありませんでした。このように本来の使命から外れてしまった理由は、キリスト教が真のお父様と一つになれず、神様が再臨主を送る為に2000年間準備してこられた基台が崩れたからです。それでお父様は統一教会を立て、直接今日の基盤を築かなければなりませんでした。そのため、聖書歴史6000年を再蕩減するべき位置に立っていた統一家は、過去を見つめながら出発したのです。私は「相続と発展」ツアーを通して、このような統一家を180度転換させようとしました。
このような理由から私は「相続と発展」巡回講演に参加した人たちに、「真の父母様のレガシーとは何だったのか」という質問を投げかけたのです。そして、真の父母様のレガシーは、様々な組織的基盤自体ではなく、その組織を通して、神様が人類創造の始めから抱き続けてこられた夢を実体化し、神様のみ旨を完遂するということであったということを説明したのです。
人類創造の始めから、神様が抱き続けてこられた夢とは何でしょうか。神様はなぜ、アダムとエバを創造されたのでしょうか。神様がアダムとエバを通して、地上と天上に神様の主管権を実体化することができる理想家庭を築くためでした。言い換えれば、アダムとエバが個性完成、善の子女繁殖、愛による万物主管という三大祝福を全うすることを通して、真の愛、真の生命、真の血統を実体化することを願われたのです。
(『神様の夢の実現』155~157ページ)
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今回から、顯進様が2002年にW-CARPシンポジウムで語られたみ言を紹介していきます。
今まで、顯進様が1998年に家庭連合の副会長に就任されてから語られたみ言を紹介してきました。その内容は主に、私たちが荒野時代の重荷を下ろすことができるようになるためのものでした。つまり、荒野時代に統一教会が辿ってきた道は本来の道ではなく、穴埋めの路程であり、方向転換が必要な定着時代においては観点が大きく異なることを教えてくださいました。
その際、顯進様は私達が正しく考えるヒントとして「真の父母様のレガシーは何か?」という問いかけをされました。答えは統一教会の組織や経済基盤などではなく、真の家庭です。お父様が神様の摂理のために本当にされようとしてきたことが何なのかという視点から見れば、定着時代にあって脱ぎ捨てていくべきものと、これからも大切にしていかなければならないものがよくわかるということです。
そうした教育の土台で、このシンポジウムのみ言ではいよいよ、「心情革命」というテーマで語られています。それは、私たち一人ひとりが神様の創造目的である三大祝福を成就して、本然の人間へと帰っていくために、心情の根本的なトランスフォーメーション(変革)をなすのに必要なご指導です。その中身は次回以降に紹介します。
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『神様の夢の実現』という顯進様のみ言集には、責任者の証詞も掲載されています。今回は顯進様に身近に侍った方の証詞を紹介します。
≪責任者の証詞から抜粋≫
私は大学1年生の時にCARPに入会して以来、卒業後も長い期間、日本のCARPで仕事をしていました。2000年3月に顯進様がW-CARPを指導され始めてから、CARPはまったく違う次元に入ったことを実感しました。2001年4月に顯進様が日本に訪問された際、近くでお話しをする機会がありました。その時、顯進様は、「原理の高い基準と、一般社会の人々とを結ぶことができる橋を作る必要がある」と言われ、また「真理がどんな人に対しても普遍的であるように、原理は理解できる人だけでなく、万民のためにあるのだ」と言われたのです。また、「良心的な若者は何に関心を持っているのかというプロファイルを作り、彼らに対する効果的なアウトリーチ活動は何かを考えなければならない」「これまでの日本のCARPのアウトリーチ活動の良い点と悪い点をレポートするように」と言われました。私に、長い年月変わることのなかった活動を、改善するように勇気付けて下さったのでした。…(中略)
その年の7月、私は顯進様から、ニューヨークのW-CARP本部に来るようにという人事を受け9月にニューヨークに到着した後、W-CARP特別リーダーシップ訓練に参加させていただきました。車2台でアメリカ・ニューヨークを出発して、カナダを縦断してアラスカ・コディアックまで大陸を横断する修練会であり、顯進様が直接主管されました。途中は、キャンプ場でテントを張って宿泊しました。今でも忘れられないのは、出発から目的地まで顯進様が私たちのために自ら運転され、キャンプ場では私たちのために自ら食事を作ってくださったことです。顯進様のそのようなお姿は、私としては驚きであるとともに、新鮮な衝撃でした。…(中略)
ユタ州のある観光地で、顯進様は私に、「あなたみたいに体が軽いとバーベルみたいに持ち上げられるぞ」と言われて、実際に私を両手で持ち上げられました。顯進様の両手の上でどうしたらよいか戸惑ったことを覚えています。また違う機会に、逆に私をおぶってごらん、と私の背中に乗っかって来られ、ずっしりと重たい顯進様を背にヨロヨロと歩いたこともありました。そのように身近に接することを通して、私の信仰観の中に、神様を中心とする家族的な心情が芽生えていったと思います。
毎晩、焚き火を囲みながら座り、顯進様は、木の枝を取って地面に、G(神様)、TP(真の父母)、TF(真の家庭)と書かれました。そして、GからTPそしてTFに向けて縦線を一本引かれ、この縦的な軸が一番大切であり、祝福家庭はこれをもっと理解しないといけないと説明されました。さらにTFの隣にBF(祝福家庭)、そしてTFにつながる横線を一本描かれました。「あなたたち祝福家庭は真の家庭の拡大家庭として真の家庭に連結されなければならない」と語られました。真の家庭につながるその内容を聞きながら私の心はとても高揚したのを覚えています。顯進様は私たちの真の兄として、とても真剣で切迫したお気持ちで、祝福家庭が縦的軸に正しく連結することを指導されていたのです。そして、国を復帰するための戦略を私たちに話して下さり、霊的な基盤だけでなく、実体的な基盤を作ることが必要であると強調されました。私は、顯進様の創造的で戦略的なアイデアが、真のご父母様に対する孝行心から来るものであると本当に理解することができました。現在にいたるまで、顯進様がその決意と誓いをもとに、私たちを指導してくださっていることに心から感謝しています。
(『神様の夢の実現』147~149ページ)
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このリーダーの証詞を通して、私は3点ほど感じるところがありました。
第一に、顯進様がCARPに対して指導された内容を見ると、やはり定着時代においては良心的な人々を中心として広く一般社会に浸透する活動を展開する必要があります。
第二に、顯進様の率直で温かい人柄がとても良く伝わってきました。真の家庭の長子という位置にありながらも、位置ではなく心情で対して下さることを感じました。
第三に、今まで紹介したみ言でも再三強調されているように、やはり神様、真の父母様、真の家庭という縦的軸に連結されることが最も重要なのであり、摂理の要がそこにあるということです。今日の混乱は、結局そのことを理解できなかったために生じました。
今日の証詞の内容はとても根本的なものであると共に、とても分かりやすいものでしたので、私の言葉は短く終わりたいと思います。
顯進様が慕わしくなった食口はクリック!!