私自身は顯進様が摂理的長子であられると確信しています。 しかし、顯進様お一人ではなく、神様を中心として真の家庭の四位基台がなされてこそ実体的天一国の出発を成すことができます。 真の家庭理想の復活のために、祈りを込めて書きたいと思います。
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今回は顯進様のみ言をお休みし、真実を究明する記事を書きたいと思います。み言などの引用元は「金容成のブログ」です。
2009年2月初め、お父様は顯進様の超宗教的平和運動を絶賛され、国家復帰を通して基元節を勝利するため、顯進様に194カ国の特別巡回を指示されました。そして2009年2月22日までそのことに希望的に言及されていました。ところがほんの二週間後、当時、すべての食口が不思議に感じるお父様の指示がなされました。2009年3月8日、お父様は顯進様を束草に呼び出され、すべての活動を中止するようにされ、さらにすべての公職も剥奪されました。この短期間に、一体何が起こったのでしょうか。
結論から言えばこの期間に、お父様に対して「顯進様が脱線されており、妻が三人、四人もいる」という嘘の報告がなされました。以下、お父様のみ言を見ていきます。
≪2008年12月24日 天正宮での真のお父様のみ言≫
「(三人の子女様を前に立たせて、顕進様を真ん中、右側に亨進様、左側に國進様の手を取って立たせる)真の父母様中心、長男中心として、ひとつにならなければならない。お兄さんが駄目だと言うのは、父母様を否定することだ。お兄さんが駄目だと言うのは、父母様を否定することだ。(と二度繰り返される)…(中略)…國進が、自分勝手に生きようとぞんざいにしてはならない。お前はともかく、お前が産んだ息子娘はどうするつもりなのか?・・・・・純潔を守らなければならない。顕進は純潔である。」
この時、お父様は間違いなく顯進様を摂理的長子として考えておられ、最も重要な要素として顯進様は純潔であると語られました。ところが2年後のお父様のみ言では、そのような顯進様に対する認識が全く逆転してしまいます。
≪2010年8月1日 訓読会での真のお父様のみ言≫
「2世達、しっかりしなければなりません。顯進がついて来いと言えば顯進について行くのですか?父母は二人ではありません。妻が三人、四人いてはいけません。2世達、よく聞きなさい。いいですか。」
このように、お父様は顯進様に妻が三人、四人いると思っていらっしゃることがわかります。では、いつ、どのようにして、お父様の認識は逆転してしまったのでしょうか。それは意外なほど短期間に、組織的な試みによって成されました。
2009年3月8日、「束草事件」と呼ばれるこの日、お父様を中心として真の子女様たちと500名にも及ぶ統一運動指導者が集められました。そしてその場で、「孝進様からの霊界メッセージ」が朗読されました。その内容は、四人の子女様(顯進様、國進様、亨進様、仁進様)の人事配置に関するもので、要はすべての子女様の上に亨進様を立て、顯進様も亨進様に従うべきだとするものでした。(この霊界メッセージを受けたという金孝南女史自身の証言と、朗読した梁昌植会長の言葉から、この霊界メッセージ自体が捏造ということがわかりますが、今回は省きます)
霊界メッセージの朗読が終わった後、お父様はこの霊界メッセージによる子女様たちの人事についてどう思うのかをお母様に尋ねられました。それに対するお母様の答えが以下です。
「(絶対性です)絶対性でしょう?(はい)それを見た時、霊界から見た観点が正しいと思います。ですから、それを中心に最後はお父様が判断し決定してくださるだろうと思います」(お母様の発言。み言選集609巻138ページ 2009.3.8 天正苑)
つまりお母様は、絶対性の基準から見た時に、顯進様ではなく、亨進様を子女様の中心に立てるのが良いと思います、と答えられている訳です。2009年2月22日~3月8日までの期間に、お父様に対して「顯進様は脱線している」という報告が集中的になされたということになります。
さらにお母様は、2010年に漢南洞公館に36家庭を集め、顯進様の脱線を既成事実化されたと言われています。お母様が顯進様に「あなたは脱線したの?」と確認をとられたことは一度も無いそうです。
顯進様が脱線されたなどというデマを、私達食口は全く信じることができません。このことは顯進様を支持する食口だけでなく、家庭連合に所属する食口も、サンクチュアリ教会に所属する食口も「まさか」と思うのではないでしょうか。まして顯進様に妻が三人、四人いるなどあり得ない話です。しかし統一家の中枢では、お父様に顯進様を諦めさせるために、このようなことが既成事実のようになってしまっていたのです。そして韓国語のネット上では、顯進様の脱線問題がまことしやかに囁かれるようになって行きます。以下はネット上の書き込みです。
「これは、真の父母様のみ言によりすでに皆も全て知っているように、顯進様が純血の伝統を守られなかったからである。真の父母様の代身者相続者の基準である絶対性の基準に基づいて決定されたものであった。」
資料:http://cafe.daum.net/tongilgyoyeouidoSJ/mWK1/1549.2013.12.23
「顯進様がなぜカインであり、亨進様がアベルとして相続者となられたのか?顯進様が絶対性の基準に合わないからです。父母が失敗したのではなく、子供が失敗したのです。」
資料:| 2012.08.28。 23:13 http://cafe.daum.net/tongilgyoyeouidoSJ/mWK1/899コメント
「教会の指導者達は、顯進様の体面を考えてできるだけ言及することを控えました。顯進様が絶対性に問題があり、カインとなられたというみ言を公開的に全て宣布すべきでしょうか?食口も皆、隠しているのです....様だけが知らないのです。無視すべきかどうかを....今まで説明した全て説明しました。」
資料:| 2012.08.28。 23:13 http://cafe.daum.net/tongilgyoyeouidoSJ/mWK1/899コメント
「絶対性の問題は顯進様に聞いてください。私はお父様、お母様のみ言を信じます。誰かのようにお母様が操作したと考えないだけです。霊界の実相について騙されるお父様ではありません。」
資料:12.08.30 信徒対策委員会
以上の内容を見ると、この書き込みをした人物たちは、お母様が顯進様の脱線問題を語られ、そしてお父様もそれを認めるみ言を語られた通り、顯進様は脱線している、と言っています。そして「誰かのようにお母様が操作したと考えないだけです。」とは、裏を返せば「お母様が嘘を言っているという輩がいる」という意味であり、言い出しっぺはお母様だということが分かってしまいます。
一般的に、もしも何の罪もない子女様に、外部の反対派によって「脱線」などという汚名が着せられた場合、教会執行部は必死になって子女様を擁護するのが当然ではないでしょうか?しかし、このあり得ない噂の発信源は当時の執行部自体であったため、ネット上で否定されることも無く流れ続けていきました。
上述の内容を見ると、結論として、お父様に対して、顯進様が脱線しているという嘘の報告がなされたのは事実だったということが分かります。また、そのような報告はかなり周到に多くの人からなされたようです。それらの報告をお父様が本当に信じられたか、嘘だと分かっていて信じたふりをされたかは分かりません。しかし有り難いことにお父様は、顯進様から公職を剥奪するという判断をされながらも、どのような報告を受けてそのような判断をされたのかがしっかり分かるようにみ言を語られています。
詳細は省きますが、お父様のみ言からは、お父様が「顯進様は脱線している」「顯進様はお父様は失敗したので自分が真の父母になると言っている」「勝手に人事している」「徒党を組んでいる」などの報告を受けられていたことが分かります。
このような嘘の報告がなされ、その報告をもとにお父様が判断をされているということを知りながら、なぜ当時お父様の側にいて中心的に責任を持たれていた子女様方が異を唱えてくださらなかったのか、残念で仕方がありません。
一方、顯進様は沈黙されました。ご自分の汚名を晴らそうとすれば、お母様や子女様方について語らなければならなくなります。真の家庭を守るために、サンドバッグになることを選ばれました。
前にも書きましたが、お父様の『み言葉選集』が発行されなくなった(できなくなった)のは2009年9月からです。統一運動が決定的にずれていったのは、お父様の聖和後からではなく、その時期からなのです。
当時はまだ、お母様の「独生女」発言が疑問視されることもなかったですし、「教権勢力」などという言葉も存在していない時期です。それらは水面下では存在していましたが、まだ潜伏期間で私たち食口には分かりませんでした。しかし今は違います。今から振り返ってみた時に、当時信じた顯進様についての教会のアナウンスを、皆様は今でもその通り信じられるでしょうか?
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参照記事:「金容成のブログ」
※金容成さん、ありがとうございました!
≪顯進様のみ言抜粋≫
『相続と発展』(日本・仙台、2000年5月5日)より
世界は混乱の中にあり、真のリーダーシップを求めています。そのリーダーシップは、理想的祝福家庭の価値を理解し、自分たちが神様の摂理に連結していると自覚している若者の中から出てきます。彼らは将来、世界の若者を導くことでしょう。…(中略)
今は定着時代です。定着時代は、興奮と希望の時期で、若者は新しい時代を先導しなければなりません。特に、新しい時代が現れると、常に世代間の葛藤が生じます。アダムとエバが個人のレベルで堕落したので、復帰時代は個人の時代でした。そうでしょう。それで、復帰時代に形成された様々な宗教は、みな個人に焦点を当ててきたのではないでしょうか。今、新しい時代になって、初めて個人ではなく、家庭に焦点を当てるようになったのです。
神様が、アダムとエバを創造された時の目的は何だったでしょうか。それは理想家庭を創ることでした。アダムとエバは、それぞれ男性と女性を代表し、個性完成をなし、夫婦の立場に立つべきでした。結婚し、子女を授かることで、四位基台を完成するべきでした。そうすれば、理想家庭が完成し、四大心情圏は勿論、祖父母、父母、子女の三大王権が成就されるはずだったのです。
ですから、創造目的とは理想家庭を創ることでした。定着時代が始まった今は、ある意味では、理想家庭を創ることのできる歴史上のゼロ・ポイント(出発点)にあると見ることができます。神様の全体摂理の中で、真の父母様の勝利的基盤の上に、すべての蕩減が払われたからです。…(中略)
一世は父母の心情を持って行動すべきです。一世は、二世が自分の運命と与えられる摂理的義務を受け入れることができるように助けるべきです。二世が神様の摂理に対して、責任を持つことができるように後押ししてあげてください。…(中略)
新しい時代は若者たちが、特に、統一教会で指導者の位置にいる若者達が先導していかなければなりません。彼らこそ、家庭の崩壊によって引き起こされた、今日の世界のあらゆる悲惨な問題を解決する真理を持っている者だからです。
私はCARPという組織を通して、青年運動の基盤を作ります。若者たち全員がこの活動に参加することを願います。
(『神様の夢の実現』113~116ページ)
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顯進様が30歳の時、『相続と発展』ツアーで語られたみ言を紹介しています(3回目・最終回)。前回は真の家庭を核として理想家庭が広がっていくことで地上天国を実現することができるということで書きました。
今回は理想家庭の実現によって世界を救うために、特に若者(二世)が重要であり、統一教会の二世指導者が摂理を先導して行かなければならないと語られています。
統一教会は宗教ですが、これは個人の救いに焦点を当てた復帰時代のものです。今は定着時代に入り、家庭に焦点を当てた、創造目的を実現できる新しい時代の出発点に立っています。
祝福家庭は自ら理想家庭を実現することで世の中に希望を提示し、あらゆる悲惨な問題を解決していかなければなりません。そうした時に、重要なのは子女(二世)です。なぜならその家庭が理想家庭かどうかは、結局のところ、子女を見て判断されるからではないでしょうか。ですから顯進様は一世は二世が神様の摂理に責任を持てるように後押しして欲しいと語られています。
現在の家庭連合の実情を見れば、多くの二世がこぼれて行ってしまう中、この運動の中に留まって祝福を受けてくれるだけでも御の字という雰囲気があります。本来は「彼らは将来、世界の若者を導くことでしょう」と語られています。振り返ってみれば、二世の方が一世より以上に輝き、強くなって行くことを実感できたのは、かつて顯進様が指導されたCARP・STFなどが全盛だった時だけではないでしょうか。顯進様が二世教育に投入されたのは、祝福家庭を勝利させるためでした。
真の家庭を考えた時にも、なぜ長子が中心に立つ「父子協助時代」が重要なのでしょうか?それは真の父母様の勝利を証明するのは、子女、特に長子の実体だからです。子女の位置が立たなければ、四大心情圏も三大王権も完成しません。
真のお父様が再臨主として来られたことは事実だし、これまで私達の運動が神様の摂理を担ってきたことも事実です。それにも関わらず、今、多くの食口の方々が現実に打ちのめされ、誇りを失い、すべてが嘘だったのではないかとまで感じる人が出てきています。
しかし私達は絶望する必要はないと思います。混乱の原因が明確にあるからです。お父様が2000年11月11日に長子を中心とする「父子協助時代」を宣布されたにも関わらず、真の家庭内と統一運動中枢においてそれが実践されませんでした。また、真の家庭の長子と一つになることで二世達が立ち上がり祝福家庭が勝利していくべきでしたが、その長子を追い出してしまうことで二世達が彷徨ってしまっているからです。一体どこで故障したのかということを、私達は知らなければなりません。
摂理の時計がそこで止まってしまっているのですが、私達はその止まった針を何としても再び動かさなければなりません。それには故障した箇所を直す必要があります。
故障の原因が分かった食口はクリック!!
≪顯進様のみ言抜粋≫
『相続と発展』(日本・仙台、2000年5月5日)より
皆さんの中で、訓読大会について聞いたことがある人は何人いますか。訓読大会は基本的には、私たちが行っている訓読会と同じようなものです。参加者は、学術や政治、ビジネス、宗教などの分野における世界的な指導者たちです。…(中略)
私は訓読大会に参加した指導者達に、社会の最も基本的な単位である家庭、とりわけ神様を中心とする家庭が崩壊すれば、若者は社会的良心を理解することも、また発展させることもできなくなってしまうと語りました。…(中略)
知識は経験を通してのみ、自分のものになるのではないでしょうか。それでは、家庭の重要性とは何でしょうか。それは、家庭が「為に生きる真の愛」を学ぶ学校だからです。真の愛の所有権を持つ唯一の方法は、それを経験することです。四大心情圏と三大王権の重要性を理解するのと同じです。皆さんは、親子、夫と妻、兄弟姉妹の関係を通して、初めて自分という個人を超えた社会的関係を経験することができるのです。
そのような関係を、家庭に止まらず、社会的次元、国家的次元、世界的次元にまで広げていくことができるのではないでしょうか。このような意味で、最も本質的学習は家庭から始まるのです。しかし、家庭が崩壊し、若者に真の愛やために生きることを教育することができなくなれば、この社会はますます混乱し、方向性を見失ってしまうでしょう。…(中略)
過去には類を見ないほどの今日の犯罪数を見てください。どうしてこのようなことが起こっているのでしょうか。それは家庭が崩壊したためです。ですから、私は「危機は外部ではなく内部から来るものであり、それは理想的な家庭を建設することによって解決できる」と彼らに話したのです。私はさらにこのように質問しました。
「50年以上にわたって、理想家庭について教えてきた偉大な教師は誰でしょうか。どの時代においても、その時代の問題を深く理解している偉大な教師がいなければなりません。理想家庭を創るために、自分の人生を捧げてきた人は誰でしょうか。世界中の若者を国際祝福行事に参加させ、世界のあらゆる国家と民族を一つに結びつけている人は誰でしょうか。それは私の父なのです!」
(『神様の夢の実現』110~113ページ)
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前回に引き続き、顯進様が30歳の時、『相続と発展』ツアーで語られたみ言を紹介しています(2回目)。
今日のみ言は、ほとんどコメントする必要がないほど理解しやすい内容ですが、現在の混乱の中では見逃されやすい、あるいは目を背けられやすい内容かも知れません。
お父様も平和メッセージの中で「モデル平和理想家庭」という表現をされているように、世界中に理想家庭が広がることで地上天国は成されますし、その核が真の家庭です。アダム家庭で蒔かれた種が全世界に広がって地上地獄になったように、それを収拾するためには、もう一度真の家庭を立てなければならないということです。
現実的に世の中を見渡してみても、家庭崩壊が根本原因となって若者が真の愛を経験的に学ぶことができておらず、過去に類を見ない犯罪数だと指摘されています。現実的にも筋の通った話です。
家庭連合では「独生女」を強調していますが、それを強調してもしなくても、お母様の位置というものはもともと貴いものです。しかし「独生女」が真の家庭(神様を中心としたお父様や子女様たちとの理想的関係性)を成さなければ、地上天国は実現できません。
またサンクチュアリ教会では、お母様の失敗により基元節は失敗したということ、そして「二代王」である亨進様と一つになることが重要だとしているようですが、お母様のことは徹底的に排斥されます。しかし神様を中心とする真の家庭の四位基台を復元することなしには、地上天国はできません。
顯進様はお母様の現状に対して、もともと亨進様と同じような認識を持たれていたかも知れません(部分的には違うところもあるかも知れません)が、決して口にはされませんでした。今もご自分から敢えて口にはされません。それは、真の家庭理想(真の家庭の四位基台)を復元させることをまだ諦めず、責任を持っておられるからです。基元節の必要条件は、真の家庭の一体化でした。
「真の家庭を支える」というのは、そのような観点(真の家庭理想復元)で真の家庭の構成員お一人お一人の責任分担をサポートすることではないでしょうか?
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≪顯進様のみ言抜粋≫
『相続と発展』(日本・仙台、2000年5月5日)より
今まで、私達は復帰時代に生きてきました。「お父様が統一教会を創設されたのは必然的なことであったか」と聞かれれば、皆さんはどのように答えますか。…(中略)…神様の目的は、真のお父様を通して統一教会を作ることではありませんでした。お父様はすでに準備されていたキリスト教の基盤の上に来られるはずだったのです。…(中略)
韓国ではわずか100年で、キリスト教がこれほど繁栄したのはなぜでしょうか。それは、お父様が来られるための基盤を準備するためでした。だからこそ、韓国はアダム国家の位置にあるのです。韓国には、選ばれた国としての特有の資質がたくさんあります。…(中略)
お父様は「もし、1945年に韓国のキリスト教が私を受け入れて一つになっていたならば、私は世界的なキリスト教の基盤の上に立っていたはずだった」と語られました。…(中略)
小国であった韓国と、大国であるアメリカとのつながりは非常に深かったのです。もし韓国のキリスト教がお父様を受け入れていたならば、お父様は容易に世界的なキリスト教の基盤の上に立たれることができたはずです。
しかし、実際はどうなったのでしょうか。…(中略)…すべての基盤が失われてしまったのです。お父様は、韓国の国家的基盤とキリスト教の世界的基盤の上に立つことができず、基盤もなく、たった独りで出発されるようになりました。このようにして、統一運動の歴史が始まり、統一教会が生まれるようになったのです。
統一教会は40年の荒野路程を通して、聖書歴史の6000年を再蕩減しなければなりませんでした。ですから統一教会は、お父様が立たれることのできる世界的な基盤を再び作るため、変化を繰り返さなければならず、とてつもない犠牲を払わなければならなかったのです。それで日本が世界的宣教を支えるために、非常に多くの努力を費やしたのではないでしょうか。皆さんの中でも、特に復帰時代からの心の傷や荷物を背負っている人も多いでしょう。しかし、真の父母様の勝利的基盤によって、聖書歴史6000年を再蕩減する復帰時代は終わりを告げ、新しい時代が始まろうとしているのです。
(『神様の夢の実現』104~109ページ)
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今回から、顯進様が30歳の時、『相続と発展』ツアーで語られたみ言を紹介します。
今日の引用部分は顯進様が当時頻繁に語られたテーマであり、統一教会が最も分からなけばならない内容でありながらも、実際にはなかなか理解することが難しかったものではないかと思います。いわゆる荒野時代(復帰時代)から定着時代への「パラダイム・シフト」(発想の転換)についてです。
顯進様が語られているように、統一教会の創設は必然的なものではなく、本来は世界的なキリスト教の基盤の上に立たれるべきお父様でした。しかし摂理の失敗によってすべての基盤が失われたために、いわば仕方なく創設されたものが統一教会です。そして真の父母様の勝利圏によって復帰時代が終わり、新しい定着時代が始まったということは、1945年に本来準備されていた摂理的状況に戻ってきたということを意味します。
ここで、革命的と言って良いほどの発想の転換が必要でした。荒野時代に身につけた統一教会的観点の多くを捨てなければなりません。もしも1945年にキリスト教がお父様を受け入れていれば、お父様は教会の数的基盤を求める必要は全くありませんでした。それはすでにあったのです。必要だったのは「神の下の人類一家族」という崇高なビジョンの下にすべての人々を糾合して天国を実現することでした。
「荒野時代の観点」とはどういうものかを私なりに考えた時に、一つ思いあたる経験があります。ある時、統一教会の信仰に前向きになれない一人の二世(男子、高校生)がいました。私は彼に「君にとって統一教会とはどんなところなの?」と質問をしてみました。彼は何と答えたかというと、「うーん、ひたすらお金と人を集めているところ(苦笑)」と言いました。「……確かに」。これは、高い理想を掲げてはいても、実際にはほとんどの活動が自分たちの団体を大きくするためのものでしかなく、社会的価値がほとんどない、ということです。
こういった組織の体質や文化は荒野時代の迫害の中、生き残ることに必死だった状況において身に付いてしまったものではないでしょうか?そして社会から嫌われる原因の多くは、こういう荒野時代の体質や文化にあるように思います。社会的価値を創造する以上に、お金と人を血眼になって集め続けたために嫌われてしまったこと…心当たり、かなりありますね。
真理は非常にシンプルであり、真にために生きる存在は歓迎され、自己中心は嫌われるということですね。
また、「社会と隔絶している」ということを言ってくれた方もいました。これもまた然りです。荒野時代にはすべてが敵に思えるほどの迫害を受け、自分たちだけがみ旨を成そうとしているという感覚が強くありました。そしてその意識が過剰になれば「世の中を見くびる」という文化にもつながっていました。しかし定着時代というのは1945年当時のように、世界中の多くの人々がみ旨のために準備されている状況です。社会と隔絶している場合ではなく、共通のビジョンの下に、共に歩んでいく必要があります。
これは脳みそを一度取り出し、洗濯機で洗ってもう一回入れ直すくらいの発想の転換ではないでしょうか?しかしそのことを通して新しい展望が開け、本当に希望的な摂理の段階に入ってくことができるはずです。
自分も洗濯機で洗おうかなと思った食口はクリック!!
今回は桜井正実さんのブログから過去の記事(2015年1月5日付)を引用させていただきます。一年半ほど前の桜井さんの記事が、今になってより信憑性を帯びてきたと感じるからです。途中で私のコメントを挟みます。
※記事を引用させていただいた桜井正実さんに、感謝いたします。
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「お父様のみ言録音記録を何故隠しているのか?」
2009年~2012年のお父様の毎日のみ言の録音記録を全て公開するべきです。
顕進様が決定的に今の道を行く決心を固めたのは、2009年10月の顕進様のUPF解任及び亨進様のUPF会長就任だったと思われます。‘UPFは顕進しかできない’というお父様のみ言を聞いた人がいるそうですが、その顕進様が首になり亨進様が世界会長になるというのは一体どういう背景があったのでしょうか。UPF就任式の翌日の訓読会でお父様は激怒され亨進様を叱られたと言われていますが、UPF世界会長の人事は是正されませんでした。
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大地:当時お父様の人事指示は通らなくなっていました。2008年にも、お父様は、アメリカ総会長は顯進様であり、祝司長が仁進様であると二度も指示されたにも関わらず、亨進世界会長の公文により仁進様がアメリカ総会長になりました。半年以上経ってもお父様はそのことをご存じなく、既にアメリカ総会長ではなくなっている顯進様に、アメリカ総会長職を通して成すべきUN摂理の重要性についてお話されたそうです。(二つの基盤をお父様の知らないうちに顯進様から簒奪してしまった亨進様 )
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お父様が‘国進を財団の理事長に立てた覚えはない’と語られたのを聞いたという食口もいます。
お父様が‘私は訴訟など起こせといっていない’と叫ばれたという話も聞いた食口がいます。
お父様の指示は、お父様の叫びは、無視されてきたのです。お父様の指示が通らないほど周りの者たちが実権を握っていたということなのです。お父様の指示に1998年から従ってきた顕進様が最後の重要な瞬間に従わなかったのが問題だという人はどれほど自分の信仰の世界にこもって現実を見れなくなっている人なのでしょうか。
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大地:私の記事「晩年のお父様は…」を読んでいただければ分かりますが、2012年7月16日のアベル女性UN創設大会では、わざわざ大衆の前でお母様を否定せざるを得ず、数日後の7月24日の訓読会では、訓読会を終わろうとされないお父様が、周囲の人々によって引っ張り出されるように部屋から出ざるを得ないという場面が目撃されています。実際にお父様には自由がなく指示も通らなくなっていたという事実が浮かんできます。
以下のお父様のみ言も、そのことを裏付けています。
「私に従う人々は力の無い女性食口たちであり、男たち(子息と幹部たち)はお母様に付き従いながら何でもお母様と相談するが、これは教会を滅ぼす道であった・・・教会の男どもがお母様を中心に議論し、お母様が全てのプログラムを決定するということは有り得ないことである・・・その子供達も私に知れないように隠れて行っていることがあるなら、全て引っかかるのだ! このことを明確に伝えよ!」(2012年1月21日)
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こんな話をするとデマだと思う人がいるかもしれませんが、本当かどうかは2009年以降の毎日語られたお父様のみ言を読んでみればすぐに分かることです。何故それができないのかご存知でしょうか。
それは2009年9月以降、文鮮明先生御言葉選集が出版されず、訓読会は録音禁止となってしまったためです。お父様が何を語られ、どのような指示を出されているのか、一般食口は知ることができなくなってしまったからです。これは紛れもない事実です。
真の父母様のみ言に絶対服従せよと言いながらお父様のみ言を隠したのです。そして自分たちに都合のいいみ言だけ流し、お父様の指示だといいながら公文で全世界に指示を出してきました。
この文章を読んだ全ての食口は8大教材教本の一つである文鮮明先生御言葉選集の2009年後半~2012年の御言葉が書かれているものを読みたいと教会に問い合わせてみてください。それは出版されたことがありませんので絶対に入手することができません。
私たちには真実を知る権利があります。2009年~2012年のお父様の毎日のみ言録音記録を全て公開するべきです。
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大地:2009年9月以降のみ言は、一般食口だけでなく、日本の本部でさえ把握していないようです。従順な日本の本部職員は、お父様が晩年にお母様について何を語り、子女様たちについて何を語られたのかを知らずに、ただただ「お母様が間違えるはずがない」と「独生女」理論を肯定する道へと迷い込んでいます。お父様がアベル女性UN創設大会で、大衆の前でさえ「オモニはいません。文総裁の妻の位置もいません。自分勝手にやっている!!」と語られたのですから、日常の訓読会ではどうだったと、皆様は考えますでしょうか?
そして、奇しくもみ言が隠され始めた「2009年9月以降」というのは、顯進様が統一教会を出られた時とほぼ一致します。
その頃から、お父様のみ言を公表できなくなったのです。
だんだんと真実が見えてきた食口はクリック!!