私自身は顯進様が摂理的長子であられると確信しています。 しかし、顯進様お一人ではなく、神様を中心として真の家庭の四位基台がなされてこそ実体的天一国の出発を成すことができます。 真の家庭理想の復活のために、祈りを込めて書きたいと思います。
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「独生女」の主張に対する統一教指導者たちの影響と教理化
神学者たちがこれからどんどん、お母様の「独生女」信仰を教理化していくだろう。そして男女平等の観点からフェミニズム神学を学んでいた神学者たちが、今、重宝されお母様に近く侍っている状況である。
真のお父様の八大教材教本の毀損
さらに、お父様ではなく、お母様によって摂理が完結していくので、お父様のみ言にも手を付けるという行動に出ている。お父様は生前、「このみ言には私の言葉以外には一言一句追加してはならない、手を付けてはならない、手を付けたら分派が生じる」とさんざん警告されたにも関わらず、お母様はこの八大教材教本に手を付けてしまわれた。
赤表紙の『天聖経』にはお父様の『天聖経の』約20%しか編入されていない。また『平和神経』は「神のみ言」であるにも関わらず、『平和経』に名前も変えて、12編のみ収録した。霊界メッセージは全体を削除した。
『家庭盟誓』は神様を天の父母様に変え、『文鮮明先生御言葉選集』は594‐615巻を部分的に削除して再配布した。お父様がお母様を叱っている部分、お父様が顯進様を褒めている部分などは全部削除されている。そして2009年9月を最後に、『文鮮明先生御言葉選集』は出版が中断されている。その時、成和社の社長だったのが金ソッピョン氏という者である。成和社にお母様が訪れ、出帆を中断した。その金ソッピョン氏は今、どのような位置にいるか?お母様の最側近、最高幹部になっている。お父様がご存命中であるにも関わらず、お父様のみ言葉選集の出版を中断してしまった。そして食口が録音・撮影できないように、天正宮でセキュリティチェックをし、すべてはじくようにしてしまった。一切、お父様のみ言の証拠が残らないようになってしまった。
そしてお父様が意味があって小冊子にされたみ言も無くしてしまった。
そして何より、『真の父母経』というものが出てきた。お母様はこれが三つの経典の中で最も重要なものだと語っておられる。この『真の父母経』は実は一度、作り直されている。最初の『真の父母経』は独生女言及が8回、お母様のみ言引用が23回であり、これも問題である。本来はお父様のみ言以外を一切、入れてはいけないと語られている。さらに二回目の『真の父母経』には独生女言及が23回、お母様のみ言引用が239回である。この二回目の『真の父母経』を編集した人は、金ソッピョン氏である。
ここで引用されているお母様のみ言の内容にも問題がある。『真の父母様の生涯と摂理2』という洪順愛大母様の証しが載っている本の文章を、お母様が2014年10月11日に語られたみ言として捏造して掲載してしまっている。独生女の内容を強調するために、である。少し丁寧語にしたとか接続詞を入れたということで、あとは句読点まで全く一緒である。大母様の証しをコピーしたものを偽ってお母様のみ言として載せてしまっている。
真のお母様の「独生女信仰」の根本問題
お母様について話すのは非常の心苦しく、できれば話したくない、顯進様も最期まで沈黙を守りたかった部分だが、この問題が非常に重要で根本的な問題となっているので、見ていきたい。
1.独生女という間違った信仰に基づいた行動
以下はお母様のみ言の抜粋である。
「独生子が独生女を教育したとは言えません。ですから私が決めました。私が決心したのです。」(2014年10月27日)
お父様が堕落圏の中からお母様を選ばれ、お母様を教育して、真の母の位置に立たせていかれた。お父様と一つになることで、お母様が原罪なき立場に立って、真の母になっていった、それを否定しているみ言である。
「血統転換、私は胎中にいる時からそうなのです。」(2014年7月1日)
ある人たちはこの言葉が出てきたときに、「これはお母様が無原罪という意味で語っているのではない」と、言い訳をしていたが、お母様無原罪論というものが実際に出て来て、教会ではそれを教育しているし、お母様も繰り返し同じようなみ言を語られている。
「お父様の歴史は、イエス様の使命を引き継いだその時、その瞬間がお父様が独り子となられた資格です。」(2014年7月1日)
独生女信仰では、お父様が原罪をもって生まれ、15歳でイエス様の使命を引き継いだ時に血統転換されたと主張している。
「この韓族を通して天は、皆さんが知っているように本来、天子を送ろうとしたのですが、趙漢俊お祖父さんの銅銭3銭が引っかかって天子ではなく天女を送るとおっしゃいました。これは伝説ではなく、事実です。」(2014年7月1日)
韓国に伝わるこの伝説を用いて、お母様は女性であるご自分が、天が無原罪として送った存在だと主張しておられる。
「キリスト教2000年の歴史は聖霊の降臨、聖霊の役事によって導かれてきた歴史でした。それはどういう意味かと言うと、独生女を探し出すための基盤であったということを知らなければなりません。」(2014年7月1日)
再臨主のための基盤ではなく、独生女のための基盤であると言っている。
「私が1960年には未だ幼かったのですが、そんな私がそうしたのです。蕩減復帰摂理歴史は私が終了させました。」(2013年8月15日)
「皆さんが清平の役事がわかるだろう。大母様がそのような摂理歴史をすることができたのは独生女を誕生させ、摂理の中で家庭よりは再臨メシヤの真の父母の道のために一生を苦労した。」(2016年10月5日)
お母様の独生女信仰を持たせるのに最も悪い影響を与えたのが、金孝南氏(訓母様)だと言われている。金孝南氏の清平の役事というものは、大母様の役事だろうか?興進様、大母様の役事として行われていたものである。それなのに興進様に言及しなくなり、大母様だけでいうと、独生女家門による役事ということになる。清平の成功はお父様ではなく、韓家の家門に天運が働いてこうなったのだと錯覚させてしまう内容がここにある。そして「考えてみれば大韓民族だ。韓氏なんだ」と、いつからか文家ではなく韓家を重要視するようになった。
それでお父様が麗水に文家を集めてやり直すんだと、統一教会は全部失敗した、ここからやり直すんだと言って始めようとされたその姿を、神山先生も見ていらっしゃる。
「独生女は完璧に四位基台を成して責任を果たした」(2016年10月5日)
つい最近のみ言である。四位基台を果たしてはいない。しかしこのように堂々と語ってしまわれている。
「人類が待ちこがれ、天の父母様が待ち望んでこられた中心が顕現したのですが、この真の父母を知らない70億の人類がいるということは、私たちの責任ではありませんか。」(2015年10月27日)
真の父母様を知らしめなければならない、というのは宗教中心の摂理の方向性である。2012年1月、ソウル光化門のど真ん中で真の父母様の銅像を作ってパレードを行いながら、「真の父母様が再臨主だ」と叫んだ、そのやり方で、真の父母様がメシヤだということを、正しく証すことができるだろうか?お父様は「パレードなどやめなさい」と言われたという。お父様のお墨付きで正しいと言われた証し方は、「神様の息子として神の夢を成して行かれようとする、平和を愛する世界人としてのお父様」であった。そして本当にこの世界を救っていくのならば、その時に世界の人々が本当にこの方はメシヤだということに気付いて、そして私たちが教えている、根本的で縦的な内容に気づいて、祝福も受けていくようになるだろう。
「私はお父様に約束しました。『どんなにみ旨が大変でも、自分の代で終わらせます』と言いました。そして、お父様に、『神様の創造目的を、創造理想世界を成し遂げてさしあげます』と言いました。」(2012年9月3日)
心情的に、良い言葉を語っているようではあるが、これは何と、三大王権を否定している言葉である。神様、お父様、お母様なんだと言っている。権威というものは、神様、お父様、長子とつながっていくべき、その流れが、神様、お父様、お母様、そして天一国最高委員会へと、なっている。
2.法統継承アジェンダの問題点
1)真の子女の除去は神の創造目的を破壊することである。
2)カインがアベルを殺した同じ過ちを繰り返すことである。
カインの子女である祝福家庭はアベルの子女である真の子女様を心から愛し支えていかなければならない。そうすることによってアベル圏を形成し、それによって外の世界にも希望が見いだされていく。もしもアベル圏に問題が生じたら、外のカイン圏でも問題が生じていく。だからカイン圏で起こった様々な事件、問題に対してお父様は、いつもご自分の責任と捉えておられた。2013年1月に天一国が建てられなければならなかったが建てられず、世界では2013年4月からIS(イスラム国)が出現した。このようにすべてを摂理的に意義付けするとこじつけと言われるかも知れないが、カイン圏の問題と我々は直結している。アベル圏を形成することは非常に重要である。しかしこれが形成されなかった。これはカインの失敗を繰り返したことを意味している。
3)ユダヤ教とキリスト教が犯した同じ過ちを繰り返すことである。
お父様の『み言葉選集』をよく読んでみると、朱東文、郭チョンファン、黄ソンジョ、梁昌植、こういった名前を挙げながらお父様は、顯進様を愛し支え侍るように、侍る立場で顯進様を教育するように、顯進様の基盤としてこのようなリーダーたちを立てられた。先輩家庭が重要な責任を担っていたところを、中間の先輩家庭を飛ばして6000双家庭を立てて行かれた。6000双は摂理的長子の基盤となるべき人々だった。歴史的にも、メシヤの基盤となるべきユダヤ教がイエス様を迫害した。再臨主の基盤となるべきキリスト教が再臨主であるお父様を迫害した。そして長子の基盤となるべき統一教指導部が摂理的長子である顯進様を迫害して行った。このような過ちを今一度、同じく繰り返した。統一教指導部は祝福家庭の代表選手である。代表選手が犯した過ちは連帯罪として祝福家庭全体の過ちとなる。サタンはそのように讒訴して神様に主張しているのである。
4)堕落した天使長と同じ犯罪を犯すことである。
直系の子女様が現れる前までは、真の父母様は統一教のリーダーたちを本当に愛された。しかし実子である真の子女様が育っていった時、若くて有能な顯進様がどんどん立てられ、重要な責任を担われて、そして実はお父様は直系の子女様を通してすべてを再構築されようとしていることが分かる。それを知った統一教指導部は謙虚になり、位置を譲って子女様を称え支えて行くのではなく、嫉妬をし、長子を支えるべき祝福家庭の原理的な位置を逸脱して、顯進様の摂理的基盤を次々と奪っていった。最終的にはUCIまで乗っ取ろうとした。さらに、犯罪行為を繁殖していった。公職者をビデオの前に立たせ、顯進様を批判させ、忠誠を誓わせた。祝福家庭に署名をさせ、ネガティブキャンペーンを行った。誰が誰にネガティブキャンペーンをしたのか?カインの子女がアベルの子女に対してネガティブキャンペーンをした。カインの子女がアベルの子女と一つになることが摂理的焦点として重要であったにも関わらずである。これは誰が喜ぶことであろうか?天宙史的葛藤の観点から見れば、これこそ、サタンが「してやったり」と一番喜ぶ内容である。もし仮に顯進様に問題があったとしたら、静かに顯進様のところに行って、何としてでも顯進様が正しく考えを変えて、真の父母様に侍っていただこうとする、そういう動き方をするはずである。
顯進様は当時、STF、SFPなど、お父様の指示に背いて、お父様が「やるな」と言われてもやった。なぜならお父様は「顯進様は別働グループを作ろうとしている」「真のお父様の権威に挑戦しようとしている」「自分が第二メシヤ宣言をしようとしている」という偽りの報告に基づいて、「やるな」と言われているので、これでは正分合作用は起きない。神を中心とする主体と対象の関係でなければならないのに、そこで偽りを用いたら、神の願う結果は現れない。だからそのようなお父様の決定にただ盲目的に従っていくだけでは、摂理は成されない。顯進様はご自分の首をかけてお父様が反対されたにも関わらず、実績でもって、行動でもって、STFを成功させられ、そして彼ら二世をお父様の前に連れて行った。もう誰も讒訴できなかった。STFは誰を中心にしているのか?神様、真の父母様である。そして顯進様は、「私の名前を叫ぶな、神様、真の父母様、真の家庭である」と言われながら教育されていた。だから私たちは真の父母様のみ言を学びながら、成長し、真の父母様の前に行った時にはみんな心情的に心から喜んで、その実体を見たお父様が本当に喜ばれていた。その姿を私も覚えている。お父様は「お前がこれをやらなかったら大変なことになっていた」と語られた。実際に韓国と日本は摂理国家から外され、ジャルジンに風呂敷を包んで大移動だと言っていたお父様のみ言はピタッと止まった。二世圏のカインの子女がアベルの子女と正しく一つになっている姿が条件となった。
顯進様がUPFの座まで奪われ、GPFを決行された時、真の父母様を裏切って別の道を行こうとしていたと思うだろうか?顯進様はそれまでと同じように実績を立てられて、カイン圏が讒訴できない内容を持って、お父様に正しく報告をし、覆そうとされていたのだ。
そのような言葉は、ブラジル事件で申東謀氏を叱っている動画の中にもある。「お父様が180度変わられたら、お前はどうするんだ?」と。顯進様は正しく真実が伝わるのならば、お父様が変わられると思っていた。しかし四面楚歌の状況に顯進様は苦しんでおられた。
そしてあろうことか、教権指導部はこれだけのことをやっておきながら、すべて郭先生に責任転嫁していく。郭先生が泥棒で、郭先生が問題を起こした、と。教権指導部が「法統継承」のアジェンダをもってありとあらゆる罪を犯したにも関わらず、すべては郭先生の責任なのだと、公金を横領した泥棒なのだとした。第三章で学んだように、その事実はない。
そればかりではなく、「真の家庭を見てみなさい。何の希望があると言うのですか」という。真の子女様たちの間を裂き、真の父母様と顯進様の間を裂いておいて、今になって、そのようなことを言う。「法統継承しかないでしょう」と。「真の家庭の血統はダメです」と、そう言っている。
祝福家庭は真の家庭を破壊するこの者たちに盲目的に従いカインがアベルを殺す犯罪を犯した共謀者となってしまっている事実に早く気が付かなければならない。これが腐敗した教権指導部の「法統継承」アジェンダである。
天宙史的葛藤を起こしてきた勢力は三つある。腐敗した統一教指導部とお母様と亨進様である。この三つのグループは共通の目的の下に一致団結していた。その共通の目的とは、顯進様を追い出すということだった。そのことにおいてこの三つの勢力は手を結び、一致団結していた。摂理的長子をつぶす、ということは、サタンが最も願う行動ではないだろうか?
なぜ彼らは、天宙史的葛藤を引き起こしたのか?そしてなぜ彼らは顯進様を追い出し、打ち続けたのか?
Ⅰ.腐敗した統一教指導部の「法統継承アジェンダ」の根本問題
「アジェンダ」とは計画のことだが、何か隠された意図、動機、そういったものを「アジェンダ」と表現している。彼らは「法統継承」のために、長子を潰していった。
1.「法統継承」のための長子追放
ネイション・オブ・イスラムやモルモン教では、創始者の死後、直系の子女ではなく、弟子たちが継承して発展させていったケースである。同じように「家庭連合も、真の父母様の直系子女ではなく、能力のある人が継承しなければならない」と、モルモン教の聖地にお母様をベンチマーキングのためにお連れしてその実体を見せた背景もある。
金孝律氏は世界指導者会議で次のように語っている。
「真の父母様と40年を共にし、40年の間真の父母様の家庭に侍ってきた者として、私ははっきりと語ることができる。私たちの縦的ラインは真の子女様ではなく、真の父母様に常に連結されることである。今、私たちがお父様とそのラインを中心とした時、彼ら「真の子女」は、お父様と私たちの間にいない。私たちには、真の父母様に直接連結されるラインがある。これが、私の信念である。」
第一章の原理が分かっていれば、これが間違いであることはすぐにわかる。
朱東文氏が2011年に顯進様に送った手紙がある。
「私は数十年間、真の父母様と共に学びながら経験した月日があった。したがって私の文を足りない頭や判断によるものだと考えず、真の父母様から伝授された内容であると考えて欲しい。真の父母様のみ言を貴く思うように私の文も大切にしてほしい。」
お父様と長く共にいた者として、私的親密感を強調し、特権意識を持って、「お父様と長く一緒にいたのだから、私の言葉をお父様のように尊重して受け入れろ」とカインの子女がアベルの子女にこのような手紙を送っている。これは原理的に考えて正しいことだろうか?
そして特権意識をもって祝福家庭に何を言いたいのかと言うと、「私の言うことに服従せよ」ということである。祝福家庭にとって最高のアベルは顯進様である。そもそもアベルとカインの関係は指示と服従の関係ではないのだが、「アベルに従え」という論理を用いるならば、一番のアベルである顯進様に従うのが、祝福家庭の原理的な位置である。
彼らは何をしたかったのか?真の父母様の直系である真の子女様の位置に彼らが取って代わろうとした、ということである。
彼らは真の父母様、真の子女様を巻き込み利用していった。第三章で学んだ多くの出来事を、もしも教権指導部が先頭に立って行えば、多くの祝福家庭が異を唱えて失敗したことだろう。しかし彼らは「國進様は素晴らしい、亨進様は素晴らしい」と口々に褒め称えながら、お父様が亨進様について聞かれるとみんな「亨進様は素晴らしい、亨進様が世界会長になったらいい」と褒め称えた。そして國進様と亨進様が先頭に立って顯進様を追い出していった。
しかし國進様と亨進様がお母様と葛藤され始めた時、彼ら教権指導部はどうしただろうか?あっという間に背を向けて、お母様側についた。顯進様が追い出される時には、それでも何人かが共に行ったが、國進様、亨進様の場合にはほとんどすべてが背を向けてお母様側についた。
今、彼らは天一国最高委員会を作り、天一国憲法を発表した(2014年2月12日)。「法統継承」アジェンダに従った結果である。この天一国憲法には、「真の家庭」「真の子女」という単語が一切ない。天一国憲法の草案を郭先生が作られ、それをお父様が徹底的に修正されたが、その内容はどこかに行ってしまって、全く関係のない天一国憲法が、今発表されている。その憲法には「真の家庭」「真の子女」という言葉が入っていない。
彼ら統一教指導部は『週間朝鮮』のインタビューに次のように語っている。記事を引用する。
「2013年8月に韓総裁に届けられた『天一国憲法』。統一教側は『天一国憲法には最高議決機関である天一国最高委員会の構成と権限などが明記されている。韓総裁は事故があった時まで念頭において最高委員会が自身の権限まで代行するよう強力な権限を付与した。最高委員会が家庭連合の後継構図まで決定できるという意味として理解できる』と説明した」
これは何を意味するのか?もしもお母様に万が一のことがあって、責任を担うことができなくなったら、誰がそのお母様の権威を引き継ぐのか?それは天一国最高委員会なのだ、ということである。原理によれば、神様、お父様、そしてその権威は長子が受け継ぐべきである。それがいつの間にか、神様、お父様、お母様、そして最高委員会とズレていくのがわかるだろうか?「最高委員会が家庭連合の後継構図まで決定できるという意味として理解できる」。お父様は血統を中心として後継構図を立てることを願われた。それは明確である。しかし彼らはそれを捻じ曲げている。
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顯進様追放後にも加えられた苛烈な妨害と迫害(2010-2012)
顯進様に対して繰り返し行われた人格殺人キャンペーンの中で、顯進様は以下のように噂された。「母を訴えた背徳の息子」「亨進様に対する愛の減少感で反逆している」「お父様が失敗したので、第二の真の父母になろうとしている」「お父様の権威に挑戦している」「お父様が専用機を使えないようにした親不孝者」「教会の資産の70%を盗み出した泥棒(勝手に公的資産売却)」「郭会長とその家族たちに取り囲まれ操縦されている」「純潔ではない」「暴力的である」「堕落したアダム、サタン」
このような人格殺人キャンペーンの先頭に立ったのは二世である(ユギョンソク
、チョンシナ、ムンチュノ)。すべては嘘である。
そして真の愛の運動であるはずの我々の運動内で訴訟が起こってくる、その背景はなんだろうか?
700万ドル事件というものがある。2009年10月8日、金孝律氏・朱東文氏は「顯進様が700万ドルを盗んだ」とお父様に偽りの報告をし、お父様は激怒された。お父様は郭先生を呼び、資金を顯進様から取り戻すようにと強烈に指示をされた。
事態の真実は以下の通りである。2007年、事業失敗で家庭崩壊の危機に瀕した朴珍成氏(仁進様の夫)の哀願で、顯進様がお父様の特別許可の下、500万ドルを朴珍成の会社に貸したというものであった。
このことを郭先生が確認しお父様に報告するが、聞き入れられなかった。また、顯進様に援助してもらった朴珍成氏と仁進様家庭も真実を明かすことはなく、逆に顯進様批判集会の先頭に立って恩を仇で返すようになった。
2009年10月8日、金孝律氏はすぐに國進様に電話し、「お父様が全ての法的手段を動員してでもUCIを取り戻せと指示した」と伝える。ここから訴訟が準備され、起こっていくようになる。
この時にもしも仁進様、珍成様が道徳的に正しい方であるならば、真実をお父様に伝えてくださったはずである。「それは顯進様が私に貸してくださったものです」と。しかし真実を語るどころか、批判する先頭に立ってしまった。
そして後に仁進様はご自分の不倫出産が暴露された時に声明を出されたが、そこに一言の反省もなかった。信仰観、原理観において深刻な問題を抱えておられたのが、仁進様という方である。
2010年10月29日、統一教財団がY22を告訴。これは汝矣島パークワンプロジェクトに関することである。統一教財団が持っていた土地の上にY22がビルを建てて開発事業をしていく予定であった。
原告である統一教財団の第一の主張は、「主務官庁(文化観光省)の許可なく契約したので、契約は無効である」というものだった。もしもそんな話が通るなら、文化観光省の責任になる。許可なくこんな大型プロジェクトがずっと進められてきて、今更そんなことがあるだろうか。当然、裁判所の判決は、「主務官庁の許可を受けず無効だという主張は理由にならない」ということで終わりであった。
原告側の第二の主張は「敷地を賃貸はしたが、建物売却の権利は譲渡しなかった」というものだった。2005年の契約書には「建物及びその他の付加物に対する売却、移転および使用権に対する処分などをすることができる」とはっきり書いてあり、統一教財団はハンコを押している。
これは、100%勝てない裁判である。だから韓国社会では、「あり得ない裁判だ、何をやっているんだ?何が背景にあるんだ?兄弟間の争いだ」と報道された。これで真の家庭の威信が地に落ちた。この時、工事を遅延させていることによる一日の損害額が1600万円である。月に5億円が失われていく。その損害賠償に対する最高裁の判決を今、待っているところである。
顯進様は28回告訴されたという。顯進様ご自身が法廷に立たせられている。その中の一つが2010年12月13日、ブラジルで行われた顯進様に対する刑事訴訟である。これは日本統一教会が1億円の不法送金を行うことで起こった。証拠がある。日本の梶栗協会長が120万ドルをブラジル宣教と教育のためであると偽って送金している。このうち72万ドル〜90万ドルは顯進様を告訴する費用として使われている。これまでこれ以外にも28回の訴訟が起こっているが、そのお金は一体、どこから出ているだろうか?という話である。その間、世界摂理はどんどん無くなっていった。
ブラジル協会長のフェラボリ氏は「真の子女様を告訴していいんですか?」と戸惑ったが、朴珍用弁護士は「宣教会責任者が真のお母様であるのにこれ以上何をもっと言う必要があるか」と言った。
2012年9月6日、顯進様をお父様の遺族名簿から除外。9月10-11日、日本食口を動員し、人間バリケードで顯進様一行の弔問を阻止。「顯進様夫妻だけなら入っても良い」というが、お二人だけで入って行ったらどうなるだろうか?ありとあらゆる噂を流される。「お母様の前でああいうことを言った、こういうことを言った」と。今までも偽りの報告をしてきたのだから。それで顯進様側は「私たちは共に入る」と言った。すると教会指導者たちは日本人食口が乗っている観光バスに乗ってきて「顯進様がヤクザのような者たちを連れてきて暴動を引き起こそうとしているので、それを止めなければならない」と言って、訳もわからない日本人食口をバリケードに立たせた。立たされた人たちも可哀想である。摂理的長子がお父様を弔問されるのを、バリケードで止めてしまった。
それで「ヤクザのような者たち」と呼ばれた、顯進様と共に歩む食口たちは、中に入れてもらえないので、地べたで敬礼をして帰っていくしかなかった。二日とも妨害され、顯進様も断念せざるを得なかったのであった。