私自身は顯進様が摂理的長子であられると確信しています。 しかし、顯進様お一人ではなく、神様を中心として真の家庭の四位基台がなされてこそ実体的天一国の出発を成すことができます。 真の家庭理想の復活のために、祈りを込めて書きたいと思います。
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≪顯進様のみ言抜粋≫
『相続と発展』(日本・仙台、2000年5月5日)より
世界は混乱の中にあり、真のリーダーシップを求めています。そのリーダーシップは、理想的祝福家庭の価値を理解し、自分たちが神様の摂理に連結していると自覚している若者の中から出てきます。彼らは将来、世界の若者を導くことでしょう。…(中略)
今は定着時代です。定着時代は、興奮と希望の時期で、若者は新しい時代を先導しなければなりません。特に、新しい時代が現れると、常に世代間の葛藤が生じます。アダムとエバが個人のレベルで堕落したので、復帰時代は個人の時代でした。そうでしょう。それで、復帰時代に形成された様々な宗教は、みな個人に焦点を当ててきたのではないでしょうか。今、新しい時代になって、初めて個人ではなく、家庭に焦点を当てるようになったのです。
神様が、アダムとエバを創造された時の目的は何だったでしょうか。それは理想家庭を創ることでした。アダムとエバは、それぞれ男性と女性を代表し、個性完成をなし、夫婦の立場に立つべきでした。結婚し、子女を授かることで、四位基台を完成するべきでした。そうすれば、理想家庭が完成し、四大心情圏は勿論、祖父母、父母、子女の三大王権が成就されるはずだったのです。
ですから、創造目的とは理想家庭を創ることでした。定着時代が始まった今は、ある意味では、理想家庭を創ることのできる歴史上のゼロ・ポイント(出発点)にあると見ることができます。神様の全体摂理の中で、真の父母様の勝利的基盤の上に、すべての蕩減が払われたからです。…(中略)
一世は父母の心情を持って行動すべきです。一世は、二世が自分の運命と与えられる摂理的義務を受け入れることができるように助けるべきです。二世が神様の摂理に対して、責任を持つことができるように後押ししてあげてください。…(中略)
新しい時代は若者たちが、特に、統一教会で指導者の位置にいる若者達が先導していかなければなりません。彼らこそ、家庭の崩壊によって引き起こされた、今日の世界のあらゆる悲惨な問題を解決する真理を持っている者だからです。
私はCARPという組織を通して、青年運動の基盤を作ります。若者たち全員がこの活動に参加することを願います。
(『神様の夢の実現』113~116ページ)
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顯進様が30歳の時、『相続と発展』ツアーで語られたみ言を紹介しています(3回目・最終回)。前回は真の家庭を核として理想家庭が広がっていくことで地上天国を実現することができるということで書きました。
今回は理想家庭の実現によって世界を救うために、特に若者(二世)が重要であり、統一教会の二世指導者が摂理を先導して行かなければならないと語られています。
統一教会は宗教ですが、これは個人の救いに焦点を当てた復帰時代のものです。今は定着時代に入り、家庭に焦点を当てた、創造目的を実現できる新しい時代の出発点に立っています。
祝福家庭は自ら理想家庭を実現することで世の中に希望を提示し、あらゆる悲惨な問題を解決していかなければなりません。そうした時に、重要なのは子女(二世)です。なぜならその家庭が理想家庭かどうかは、結局のところ、子女を見て判断されるからではないでしょうか。ですから顯進様は一世は二世が神様の摂理に責任を持てるように後押しして欲しいと語られています。
現在の家庭連合の実情を見れば、多くの二世がこぼれて行ってしまう中、この運動の中に留まって祝福を受けてくれるだけでも御の字という雰囲気があります。本来は「彼らは将来、世界の若者を導くことでしょう」と語られています。振り返ってみれば、二世の方が一世より以上に輝き、強くなって行くことを実感できたのは、かつて顯進様が指導されたCARP・STFなどが全盛だった時だけではないでしょうか。顯進様が二世教育に投入されたのは、祝福家庭を勝利させるためでした。
真の家庭を考えた時にも、なぜ長子が中心に立つ「父子協助時代」が重要なのでしょうか?それは真の父母様の勝利を証明するのは、子女、特に長子の実体だからです。子女の位置が立たなければ、四大心情圏も三大王権も完成しません。
真のお父様が再臨主として来られたことは事実だし、これまで私達の運動が神様の摂理を担ってきたことも事実です。それにも関わらず、今、多くの食口の方々が現実に打ちのめされ、誇りを失い、すべてが嘘だったのではないかとまで感じる人が出てきています。
しかし私達は絶望する必要はないと思います。混乱の原因が明確にあるからです。お父様が2000年11月11日に長子を中心とする「父子協助時代」を宣布されたにも関わらず、真の家庭内と統一運動中枢においてそれが実践されませんでした。また、真の家庭の長子と一つになることで二世達が立ち上がり祝福家庭が勝利していくべきでしたが、その長子を追い出してしまうことで二世達が彷徨ってしまっているからです。一体どこで故障したのかということを、私達は知らなければなりません。
摂理の時計がそこで止まってしまっているのですが、私達はその止まった針を何としても再び動かさなければなりません。それには故障した箇所を直す必要があります。
故障の原因が分かった食口はクリック!!
≪顯進様のみ言抜粋≫
『相続と発展』(日本・仙台、2000年5月5日)より
皆さんの中で、訓読大会について聞いたことがある人は何人いますか。訓読大会は基本的には、私たちが行っている訓読会と同じようなものです。参加者は、学術や政治、ビジネス、宗教などの分野における世界的な指導者たちです。…(中略)
私は訓読大会に参加した指導者達に、社会の最も基本的な単位である家庭、とりわけ神様を中心とする家庭が崩壊すれば、若者は社会的良心を理解することも、また発展させることもできなくなってしまうと語りました。…(中略)
知識は経験を通してのみ、自分のものになるのではないでしょうか。それでは、家庭の重要性とは何でしょうか。それは、家庭が「為に生きる真の愛」を学ぶ学校だからです。真の愛の所有権を持つ唯一の方法は、それを経験することです。四大心情圏と三大王権の重要性を理解するのと同じです。皆さんは、親子、夫と妻、兄弟姉妹の関係を通して、初めて自分という個人を超えた社会的関係を経験することができるのです。
そのような関係を、家庭に止まらず、社会的次元、国家的次元、世界的次元にまで広げていくことができるのではないでしょうか。このような意味で、最も本質的学習は家庭から始まるのです。しかし、家庭が崩壊し、若者に真の愛やために生きることを教育することができなくなれば、この社会はますます混乱し、方向性を見失ってしまうでしょう。…(中略)
過去には類を見ないほどの今日の犯罪数を見てください。どうしてこのようなことが起こっているのでしょうか。それは家庭が崩壊したためです。ですから、私は「危機は外部ではなく内部から来るものであり、それは理想的な家庭を建設することによって解決できる」と彼らに話したのです。私はさらにこのように質問しました。
「50年以上にわたって、理想家庭について教えてきた偉大な教師は誰でしょうか。どの時代においても、その時代の問題を深く理解している偉大な教師がいなければなりません。理想家庭を創るために、自分の人生を捧げてきた人は誰でしょうか。世界中の若者を国際祝福行事に参加させ、世界のあらゆる国家と民族を一つに結びつけている人は誰でしょうか。それは私の父なのです!」
(『神様の夢の実現』110~113ページ)
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前回に引き続き、顯進様が30歳の時、『相続と発展』ツアーで語られたみ言を紹介しています(2回目)。
今日のみ言は、ほとんどコメントする必要がないほど理解しやすい内容ですが、現在の混乱の中では見逃されやすい、あるいは目を背けられやすい内容かも知れません。
お父様も平和メッセージの中で「モデル平和理想家庭」という表現をされているように、世界中に理想家庭が広がることで地上天国は成されますし、その核が真の家庭です。アダム家庭で蒔かれた種が全世界に広がって地上地獄になったように、それを収拾するためには、もう一度真の家庭を立てなければならないということです。
現実的に世の中を見渡してみても、家庭崩壊が根本原因となって若者が真の愛を経験的に学ぶことができておらず、過去に類を見ない犯罪数だと指摘されています。現実的にも筋の通った話です。
家庭連合では「独生女」を強調していますが、それを強調してもしなくても、お母様の位置というものはもともと貴いものです。しかし「独生女」が真の家庭(神様を中心としたお父様や子女様たちとの理想的関係性)を成さなければ、地上天国は実現できません。
またサンクチュアリ教会では、お母様の失敗により基元節は失敗したということ、そして「二代王」である亨進様と一つになることが重要だとしているようですが、お母様のことは徹底的に排斥されます。しかし神様を中心とする真の家庭の四位基台を復元することなしには、地上天国はできません。
顯進様はお母様の現状に対して、もともと亨進様と同じような認識を持たれていたかも知れません(部分的には違うところもあるかも知れません)が、決して口にはされませんでした。今もご自分から敢えて口にはされません。それは、真の家庭理想(真の家庭の四位基台)を復元させることをまだ諦めず、責任を持っておられるからです。基元節の必要条件は、真の家庭の一体化でした。
「真の家庭を支える」というのは、そのような観点(真の家庭理想復元)で真の家庭の構成員お一人お一人の責任分担をサポートすることではないでしょうか?
クリック!
≪顯進様のみ言抜粋≫
『相続と発展』(日本・仙台、2000年5月5日)より
今まで、私達は復帰時代に生きてきました。「お父様が統一教会を創設されたのは必然的なことであったか」と聞かれれば、皆さんはどのように答えますか。…(中略)…神様の目的は、真のお父様を通して統一教会を作ることではありませんでした。お父様はすでに準備されていたキリスト教の基盤の上に来られるはずだったのです。…(中略)
韓国ではわずか100年で、キリスト教がこれほど繁栄したのはなぜでしょうか。それは、お父様が来られるための基盤を準備するためでした。だからこそ、韓国はアダム国家の位置にあるのです。韓国には、選ばれた国としての特有の資質がたくさんあります。…(中略)
お父様は「もし、1945年に韓国のキリスト教が私を受け入れて一つになっていたならば、私は世界的なキリスト教の基盤の上に立っていたはずだった」と語られました。…(中略)
小国であった韓国と、大国であるアメリカとのつながりは非常に深かったのです。もし韓国のキリスト教がお父様を受け入れていたならば、お父様は容易に世界的なキリスト教の基盤の上に立たれることができたはずです。
しかし、実際はどうなったのでしょうか。…(中略)…すべての基盤が失われてしまったのです。お父様は、韓国の国家的基盤とキリスト教の世界的基盤の上に立つことができず、基盤もなく、たった独りで出発されるようになりました。このようにして、統一運動の歴史が始まり、統一教会が生まれるようになったのです。
統一教会は40年の荒野路程を通して、聖書歴史の6000年を再蕩減しなければなりませんでした。ですから統一教会は、お父様が立たれることのできる世界的な基盤を再び作るため、変化を繰り返さなければならず、とてつもない犠牲を払わなければならなかったのです。それで日本が世界的宣教を支えるために、非常に多くの努力を費やしたのではないでしょうか。皆さんの中でも、特に復帰時代からの心の傷や荷物を背負っている人も多いでしょう。しかし、真の父母様の勝利的基盤によって、聖書歴史6000年を再蕩減する復帰時代は終わりを告げ、新しい時代が始まろうとしているのです。
(『神様の夢の実現』104~109ページ)
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今回から、顯進様が30歳の時、『相続と発展』ツアーで語られたみ言を紹介します。
今日の引用部分は顯進様が当時頻繁に語られたテーマであり、統一教会が最も分からなけばならない内容でありながらも、実際にはなかなか理解することが難しかったものではないかと思います。いわゆる荒野時代(復帰時代)から定着時代への「パラダイム・シフト」(発想の転換)についてです。
顯進様が語られているように、統一教会の創設は必然的なものではなく、本来は世界的なキリスト教の基盤の上に立たれるべきお父様でした。しかし摂理の失敗によってすべての基盤が失われたために、いわば仕方なく創設されたものが統一教会です。そして真の父母様の勝利圏によって復帰時代が終わり、新しい定着時代が始まったということは、1945年に本来準備されていた摂理的状況に戻ってきたということを意味します。
ここで、革命的と言って良いほどの発想の転換が必要でした。荒野時代に身につけた統一教会的観点の多くを捨てなければなりません。もしも1945年にキリスト教がお父様を受け入れていれば、お父様は教会の数的基盤を求める必要は全くありませんでした。それはすでにあったのです。必要だったのは「神の下の人類一家族」という崇高なビジョンの下にすべての人々を糾合して天国を実現することでした。
「荒野時代の観点」とはどういうものかを私なりに考えた時に、一つ思いあたる経験があります。ある時、統一教会の信仰に前向きになれない一人の二世(男子、高校生)がいました。私は彼に「君にとって統一教会とはどんなところなの?」と質問をしてみました。彼は何と答えたかというと、「うーん、ひたすらお金と人を集めているところ(苦笑)」と言いました。「……確かに」。これは、高い理想を掲げてはいても、実際にはほとんどの活動が自分たちの団体を大きくするためのものでしかなく、社会的価値がほとんどない、ということです。
こういった組織の体質や文化は荒野時代の迫害の中、生き残ることに必死だった状況において身に付いてしまったものではないでしょうか?そして社会から嫌われる原因の多くは、こういう荒野時代の体質や文化にあるように思います。社会的価値を創造する以上に、お金と人を血眼になって集め続けたために嫌われてしまったこと…心当たり、かなりありますね。
真理は非常にシンプルであり、真にために生きる存在は歓迎され、自己中心は嫌われるということですね。
また、「社会と隔絶している」ということを言ってくれた方もいました。これもまた然りです。荒野時代にはすべてが敵に思えるほどの迫害を受け、自分たちだけがみ旨を成そうとしているという感覚が強くありました。そしてその意識が過剰になれば「世の中を見くびる」という文化にもつながっていました。しかし定着時代というのは1945年当時のように、世界中の多くの人々がみ旨のために準備されている状況です。社会と隔絶している場合ではなく、共通のビジョンの下に、共に歩んでいく必要があります。
これは脳みそを一度取り出し、洗濯機で洗ってもう一回入れ直すくらいの発想の転換ではないでしょうか?しかしそのことを通して新しい展望が開け、本当に希望的な摂理の段階に入ってくことができるはずです。
自分も洗濯機で洗おうかなと思った食口はクリック!!
≪顯進様のみ言抜粋≫
『世界平和統一家庭連合 世界副会長就任の辞』(米国・ニューヨーク、1998年7月19日)より
過去3年間にわたって、世界平和統一家庭連合は、学術、宗教、政治、メディアなどの分野において、相互協調と理解をもたらすための数多くの平和運動とともに、合同結婚式を通して、数多くの人々の人生に影響を与えてきました。これほど歴史の短い組織が、世界の諸問題を扱い、そこに大きな影響を与えることができたことは前例がありません。
家庭連合の成功は、「神様を中心とした家庭建設は平和と和合の新世界を建設する礎である」という、設立趣旨に根ざしています。皆様が私と共にこのモットーを胸に抱き、このメッセージが世界中に広がるまで共に前進し、ご父母様の使命を成就することをお願いします。…(中略)
新千年紀に突入するにあたり、世界60億の人類すべてが、罪悪と憎悪、葛藤という重いくびきから解放され、自由の喜びを叫ぶことができるその日が、必ず到来するという確信を持って、皆で前進してまいりましょう。
(『神様の夢の実現』101~102ページ)
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顯進様が29歳の時、家庭連合副会長就任時に語られたみ言を紹介しています(4回目・最終回)。前回は顯進様が、祝福家庭がお父様の基準を相続できるように教育するということと、ビジョンを中心として二世が世の中の前にモデルになるように育てるという決意を表明された内容でした。
今回はメッセージの最後の部分です。顯進様は家庭連合について、設立から3年程度の組織が世界的影響を与えているのは前例がないと評価されています。
私にとって、ここ七年間の混乱があまりにもため息の出ることばかりで、いつの間にか心が老けてきてしまっていたと思います。混乱の中で堕落人間の本性のようなものを見過ぎて、統一家全体と過去の歩み全てに対して、少し自虐的に見る向きがあったかも知れません。しかし確かにお父様が地上におられた時に成された摂理は一つ一つに大きな意味がありましたし、奇蹟的なことを成し遂げてこられたことも事実です。不足な祝福家庭を導きながら、それでも天一国の実現のために前進してくださったのです。
混乱を通して、祝福家庭、特に二世たちの中に、信仰的に疲れ果ててしまい「お父様はメシヤではなかったのでは?」とか、「すべてが嘘だったのでは?」とまで考える人が現れることは、恐ろしいことだと思います。
私は顯進様を通して、私達が抱いてきた希望はまだ生きていると確信しています。「自由の喜びを叫ぶことができるその日が、必ず到来する」ということを信じて、歩んでいきたいです。
「絶望するにはまだ早い!」と思う食口はクリック!!
≪顯進様のみ言抜粋≫
『世界平和統一家庭連合 世界副会長就任の辞』(米国・ニューヨーク、1998年7月19日)より
私は二つの分野において、世界平和統一家庭連合のために貢献できると思います。第1は食口に対する教育の分野です。…(中略)…私は現在の食口のみならず、草創期の弟子たちが見せてきた献身と信仰に、深い感銘を受けて来ました。しかしまた、多くの人がご父母様が教えてくださった信仰と愛と従順の基準に合わせて生きていく過程で、困難に直面していることにも気づきました。私はご父母様の生活基準を熟知する者として、またその基準のごとく生きることの困難さも知る者として、困難を味わっている食口らを導き助けることができる特別な立場にあると理解しています。
第2に、私は若者として、統一運動の二世を率いていくべき責任と共に、世界の若者に新しく新鮮なビジョンを提示するべき使命感を感じています。私は二世が、統一家全体の希望を担っているばかりでなく、この世の中の希望だと考えます。何故なら、彼らこそご父母様の使命を直接に継承すべき相続者であるからです。…(中略)…私はこの場を借りて、二世が平和と愛の世界を実現する歴史的人物としての価値を悟るように、彼らを変化させることをお約束します。統一家二世は神様の理想を代表する若者として養成され、世界の若者の前に真なるモデルになることができるでしょう。
(『神様の夢の実現』100~101ページ)
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顯進様が29歳の時、家庭連合副会長就任時に語られたみ言を紹介しています(3回目)。前回はお父様と私達の関係性について、お父様は「先駆者」であり、私達が後に続く者、お父様に似た者にならなければならないことを書きました。
今日の内容を要約すれば、顯進様は食口がお父様の基準を相続できるように教育する、そして新しいビジョンを提示することで二世たちが世の中の前にモデルになるように育てる、という二点を決意として表明されています。
お父様の基準を相続するということは、私達も完成人間になっていくということですが、そのためには重生されなければなりません。重生するには「お父様の骨髄の中の種と一つになる」と言いますが、それにはアベルの子女である真の子女様と一つにならなければなりません。
祝福家庭の中で、「私は堕落人間を卒業した」と胸を張って言える人はほとんどいないだろうと思います。そして私もこうして顯進様のみ言を深く読みながら、正直に感じることはいつも、「基準たけぇ~」ということです。顯進様はお父様の絶対的な基準を目指して教育するということに妥協がない、といつも感じます。しかし顯進様にしがみついていくことで、このギャップを埋めて行かなければならず、常に上に上にと引っ張られている感覚があります。
次に二世や若者にビジョンを提示するということですが、これもまた今日の二世の実情を見れば、非常に重要であることが分かります。家庭連合では二世を抱えようとすればするほど、二世たちが逃げて行っています。家庭連合の「信徒」にしようとすればするほど、拘束されるのは嫌だと逃げて行ってしまいます。本心が躍動するようなビジョンをもって、彼らをその主人にするしかありません。
2009年に統一家の混乱が顕在化することで、日本においては最も多くの二世が成人していく時代を逃してしまっています。魅力的な運動のビジョンと実体をつくる前に長子を追い出してしまいました。もしも顯進様が推し進めていた超宗教的平和運動がさらに発展していれば、二世たちがこの運動に誇りを持てるようになっていただろうと思いませんか?また、二世たちの訓練コースが整うことでもっと多くの二世が指導者として後輩たちの模範となり、二世が育っていく道がつくられていたはずです。
現状では、お父様がみ言を通して示して下さった理想が、夢でも見ていたかのように、嘘だったかのように消えていってしまいます。それを形にするのは、正に長子の役割だったということです。
顯進様は29歳で立たれる時に、すでに統一運動の根本的課題とご自分の果たすべき役割が、しっかりと見えておられたということが分かりました。そしてこの内容は、それ以前から語られていたことと、その後語り実践されていくこととも、一貫性があります。
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