私自身は顯進様が摂理的長子であられると確信しています。 しかし、顯進様お一人ではなく、神様を中心として真の家庭の四位基台がなされてこそ実体的天一国の出発を成すことができます。 真の家庭理想の復活のために、祈りを込めて書きたいと思います。
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≪顯進様のみ言抜粋≫
『世界平和統一家庭連合 世界副会長就任の辞』(米国・ニューヨーク、1998年7月19日)より
私のご父母様(※注)は、3年前に世界平和統一家庭連合を設立されるまで、言葉では表現できない苦痛の十字架を背負ってこられました。息子として私は、ご父母様がどれだけ多くの犠牲を払って来られたかをよく知っています。私のご父母様は、嘲笑や根拠のない非難中傷に耐えなければならず、更にはご父母様が必死に助けてあげようとした人々の手によって、投獄されたこともありました。
私は、父がダンベリー刑務所に入るために、イースト・ガーデンの家を出発された日のことを、今でも鮮明に記憶しています。当時私は、まだ14歳でした。最初は父の悪口を言い、その次には投獄までしたアメリカに対して、どれほど怒りを感じたかを覚えています。しかしその時、父はむしろ「この犠牲を通して、神様がアメリカにさらに天の祝福を下さるだろう」と祈祷されながら、私や私の兄弟姉妹を慰めてくださいました。
この世の中で、誰も私のご父母様が耐えなければならなかったほどの迫害を受けた人はいないでしょう。しかし、ご父母様はいかなる恨みや悪意も持っていません。先駆者の道を歩みながら、ご父母様は誠実に、そして果敢に、今日、ここにいる私達すべてのために道を開いてこられたのです。残念ながら、この道は血と汗と涙の代償によってなされたのです。
(※注:「私のご父母様」という翻訳は少し不自然に感じますが、英語の原文は”my parents”です。)
(『神様の夢の実現』99~100ページ)
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顯進様が29歳の時、家庭連合副会長就任時に語られたみ言を紹介しています(2回目)。前回は真の家庭の重要性と、その真の家庭を守るために「サンドバッグ」になられた顯進様、ということで書きました。
今回は非常に有名でもあり、感動的なみ言を抜粋しました。このみ言の背後にある心情については、私が何か言うとかえって水をさす感じがしますので遠慮しておきます。
それで今回は、何気ない表現の中にある顯進様のお父様を見つめる観点について書きます。
「先駆者の道を歩みながら、ご父母様は誠実に、そして果敢に、今日、ここにいる私達すべてのために道を開いてこられたのです。」
ここで顯進様はお父様のことを「先駆者」として表現されています。「メシヤ」というのは「先駆者」だと言っています。
「メシヤ」、「再臨主」、「万王の王」などお父様に対して様々な呼称が可能かも知れませんが、最もシンプルで本質的な呼称は「真のお父様」です。要は「お父さん」です。
ならば私達は「息子・娘」として、「お父さん」の歩みを受け継いでいかなければなりません。「先駆者」という表現は、お父様と私達の関係性の中で、そのような側面が強調されています。
いくつかみ言を引用します。
「イエスが、人間祖先として、メシヤの使命を負うて来られたのも、サタン屈伏の最終的路程を開拓し、すべての信徒たちをその路程に従わせることによって、サタンを自然屈伏させるためである。」(原理講論後編第二章第一節(一)より)
「もし、あなたも私のように愛するならば、私はあなたに、栄光の王冠を捧げましょう」(『栄光の王冠』より)
「この私は針であり、皆様は糸のようなものである。糸は針にくっついていなければ着物を縫うことができない。針だけいくら通っても駄目だ。で、針も重要であるけれども、糸もまた重要であるという事実を皆様は、はっきりと認識していなければならない。皆様と私が一緒になって、針と糸との関係を結び、そして破れているこの国、あるいは世界という「着物」を修繕しなくてはならない。」(『み旨と世界』108ページ)
このようにお父様御自身も自らを「先駆者」という観点で明らかにされていますし、原理講論もそのことを説明しています。さらに「針と糸」のたとえで言えば、針としてのお父様だけがいても、それに続く糸としての私達がいなければ、「針だけいくら通っても駄目だ」とまで語られています。私達が後に続かなければ駄目なのです。
このようにお父様は「お父さん」であり「先駆者」であるので、「息子娘」が後に続かなければどうにもならない、というのが原理ではないでしょうか。
「メシヤ」、「再臨主」、「万王の王」などと強調しすぎるあまり、本質的関係は親子であることを見失うと、お父様と私達が意識の中で切り離されてしまいます。いわゆる神格化です。お父様に似ようとする責任分担を忘却してしまいます。
イエス様には子女がいなかったため、誰も息子・娘の立場からメシヤを見つめることができず、聖書の中には神格化されたメシヤ観が強調されています。そのような聖書を通してお父様を見つめる、ということにも、落とし穴があります。
お父様のダンベリーの精神は、私達の生活圏に実体化されなければなりません。私達がその道に従い、サタンを克服するために開いてくださった道です。
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≪顯進様のみ言抜粋≫
『世界平和統一家庭連合 世界副会長就任の辞』(米国・ニューヨーク、1998年7月19日)より
家庭連合は、私の父が全生涯をかけて苦労された努力の頂点にあるため、この任命は私にとって一層意義深く感じられます。ご父母様は神様を中心とした家庭を形成することにより、この地上に神の国を建設しようと努力してこられました。そのご父母様を支援することは、私の生涯の一貫した目標でした。この度の就任を通して、私は遂に、私のご父母様の聖なる摂理運動に直接加わることができるようになりました。…(中略)
今日、世界の難問題の解決において、神様を中心とする家庭の伝統を正しく立てようとする世界平和統一家庭連合の使命は、いっそう重要になって来ています。
私の父は少年期より、人類の苦痛だけでなく神様の恨を解放する鍵が、まさに神様を中心とした理想家庭、すなわち真の家庭の形成にあるということを知っていました。父の教えによれば、完成した家庭こそ神様が願う崇高な理想です。…(中略)
人類最初の家庭に端を発した問題は、人類歴史を通して、氏族や国家、そして世界にまで影響を及ぼしてきました。ですから、私の父は、人類最初の家庭を復帰し、更に進んで人間が再び神様の懐の中で安息することができるように、過去60年間休むことなく努力してきました。
(『神様の夢の実現』97~99ページ)
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顯進様が29歳の時に『世界平和統一家庭連合 世界副会長就任の辞』で語られたみ言を紹介していきます。前回はお父様の祝辞で、顯進様の就任が「天宙史的事件」であると語られた意味について書きました。
今回はまず、顯進様が統一家全体に投げかけられた「4つの質問」の2~4に簡単に触れたいと思います。
4つの質問の2つ目に、「メシヤの使命とは何か?」というものがあります。メシヤの使命は真の愛と生命と血統の出発点である最初の真の家庭を完成することです。
3つ目の質問は「真の父母様と真の家庭の出現は何を意味するか?」です。その意味は、神様の創造目的が地上に実現するための、先例としての家庭が立てられたということです。
4つ目の質問は「祝福中心家庭の責任とは何か?」です。それは真の家庭の家族の一員として、真の愛を実践し、神様の真の家庭理想を自分の家庭の中に実体化することです。
正にこのような内容を勝利するために、お父様は世界平和統一家庭連合を創設されたということが分かります。言葉を換えれば、人類歴史の最初の家庭に端を発したすべての難問題を解決するために、再臨主であるお父様は真の家庭理想を再びこの地上に実現し、祝福中心家庭を通してそのモデルを拡大することで地上天国を実現する、そういう使命を家庭連合は持っていることになります。
これは原理からすれば余りにも明白なことですが、私達はこのようなレンズをもって神様の摂理や組織の在り方、そして自らの責任分担を見つめることができていませんでした。むしろ経済とか教勢とか動員といったようなことに重きが置かれることで、本質が蔑ろにされてきてしまいました。
顯進様は若い頃からこのようなことをよく理解されて食口を指導してくださいました。今日のみ言を見てもそのことが分かります。また、ご自分の家族が人類の前に真の家庭として立つことができるように、ご兄弟に問題があっても極力それをかばおうと努力をされました。
それにも関わらず、私達の多くが天の願いに逆行することで今日のような混乱を作り上げてしまいました。それでも今もなお顯進様は事態を「収拾」することを考えておられます。そして収拾するためにご自身は「サンドバッグ」になることを決意されたと言います。
未だに顯進様を誤解している人が多いのは、顯進様が真の家庭を守るために沈黙されたからだと思います。御自身に罪がないことを弁明しようとすればそれは可能ですが、それをやろうとすれば、真の家庭理想の復活を不可能にさせてしまうことにもなったからです。
顯進様が「サンドバッグ」にならず、亨進様のようにお話しされていたら、とんでもないことになったのではないか、と思います。
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今回から、『世界平和統一家庭連合 世界副会長就任の辞』を取り上げたいと思います。顯進様の就任の辞に入る前に、その冒頭で紹介されている、お父様が祝辞で語られたみ言を掲載します。
≪真のお父様の祝辞より抜粋≫(米国・ニューヨーク、1998年7月19日)
神様の願いがあったとするならば、このような日が来ることをどれほど期待されたであろうかと考える時、心から深い感謝を天の前に捧げます。…(中略)…3代を見ることができなかったことが堕落であり、3代の歴史を再び立てることが救援摂理であり、復帰摂理の完成であるということを考える時、この3代を中心として、天の公的責任を任命するということは、天宙史的事件だと思います。
(『神様の夢の実現』98ページ)
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この時、お父様が強調された「3代を立てることが神様のみ旨である」というのは見事としか言いようがないほど、原理を的確に要約してくださった言葉だと思います。
言い換えれば、モデル平和理想家庭としての真の家庭を完成することであり、最初の家庭的四位基台を完成すること、そして四大心情圏と三大王権を完成するということでもあると思われます。
ですから、3代が一つになることが摂理のゴールなのであり、3代目である長子が責任を持つ「父子協助時代」を迎えることが神様の歴史的な願いであるはずです。現在の統一家の混乱は要約すれば、「父子協助時代」の拒否、ということになります。「父子協助時代」と言われても私達がそれほどよく知らないのは、重要な摂理であるにも関わらず強調しようとしなかった勢力が存在したためと思われます。
「父子協助時代」については、以下の記事をご覧ください。
神様の直接主管圏(完成圏)とは、家庭で入っていく段階です。長子が中心に立てられるようになってこそ、直接主管圏に入っていけます。家庭がサタンに奪われて宗教が必要になったため、宗教統一も長子が立つことで家庭が取り戻されなければなりません。また、国を建てるのは長子に固有の使命ですから、国が建てられてこそ祝福家庭が安着できる、というのも、長子が中心に立たなければ成就しません。2000年代、摂理はいわばゴールの直前でストップした状態が続き、その後混乱に陥りました。
2000年11月11日に「父子協助時代」の出発を宣言されたお父様は、希望に満ちておられたに違いありません。2001年1月13日神様王権即位式、2003年5月18日宗教和合によるエルサレム宣言、2004年5月5日双合十勝日をもって後天時代出発、2005年9月12日天宙平和連合創設…こういった摂理の背景には摂理的長子である顯進様が立たれた条件がありました。
だからこそお父様は1998年7月19日、顯進様が家庭連合副会長として立たれた日に「天宙史的事件」と表現されたのです。この日のお父様は満面の笑みで顯進様を紹介されました。
そんなお父様がなぜ晩年には突然号泣されるようになったのか。「父子協助時代」の出発に際して抱かれた希望がその後どうなったでしょうか?そこには真の家庭のお一人お一人、そしてカインの子女である祝福家庭、それぞれの責任分担が必要でした。
2000年代は統一家全体が激動と混乱を通過した時期でしたが、顯進様の姿勢や語られるみ言は混乱の中でも、当時から今まで、何があっても一貫して変わることはありませんでした。
顯進様は「真理かどうかの検定基準は一貫性があるかないかだ」と語られるそうです。それを聞きながら私は、顯進様御自身が真理に立たれていることを確信しました。
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今回は晩年のお父様について少し書かせていただきます。
①2009年頃(み言葉選集613巻)のお父様のみ言
最初に、『文鮮明先生み言葉選集』に記録されているお父様のみ言です。
「一番の問題が何かというと、真の父母の精子が定着できるか、これなんだね。
先生は離婚したよ。お母様を中心として天の息子娘だと捧げることができる息子娘も私のように7年、21年、40年苦労をしなければならないんだね。その峠を越えられなかったよ。」(613巻127ページ)
このみ言はみ言葉選集の番号から、2009年頃のみ言であるようです。
②2012年7月16日、アベル女性UN創設大会におけるみ言
次に、お父様が地上における最後の大会で講演文の合間に挟まれたコメントです。
「オモニを私が育ててきたよ。オモニはいません。文総裁の妻の位置もいません。自分勝手にやっている!!自分勝手に。ん。」
動画(55秒)は以下のURLです。
https://www.youtube.com/watch?v=4TXf_fjnYvc
お父様は「勝利した世界的な女性代表である真の母に侍り・・・」と、真の母について講演文を読み上げながら、その途中で「オモニはいません」というコメントを挟まれました。
つまり、神様が願う「真の母」に対する本来の期待する姿があるものの、実際の韓鶴子お母様は、少なくともその神様の期待通りにされてはいらっしゃらないことを表明されています。オモニでも妻でもないというのですから、全否定と言えるでしょう。
③2012年7月24日(?)の訓読会でのご様子
次にパシセラさんの「親子の絆」という記事より引用させていただきます。
ただし、パシセラさんは先日、過去の記事を削除されてしまいましたので、元記事は残っていません。(早めにコピーしておいて良かった!)
----引用開始----(※太字と色は大地がつけました。)
文顕進会長の元に集っている皆さんには、やはり特別な体験を持っておられる人が多い、と感じています。
天正宮で7月末(24日?)に、文先生が最後の長い(20時間以上)の訓読会をされた場におられた人がいます。わずか30人くらいしか参加していなかったとのことです。
文先生は最後まで訓読会を終わろうとせず、しまいには、引っ張り出されるかのようにされて、部屋から出ざるを得なかったのだそうです。そのシーンに、とてもショックを受けた人に会いました。
文先生はその頃にはもう「統一教会は滅んだ。そのように伝えろ。」と警護の人に伝えるような状況になっていたのだそうで、そのようなことを知っている人たちの話をつなげると、病院に収容されるまでの文先生の姿が浮かび上がってきます。
----引用終了----
④2012年8月3日、最後の訓読会におけるみ言
「すべてを壊したオンマと金孝律は責任を取りなさい」
「顯進なくして基元節はあり得ない」
(訓読会に参加した方の報告)
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以上の内容をお読みになり、皆様はどのように感じられるでしょうか?
祝福家庭の中で、誰も真の父母様と真のご家庭を非難することの出来る資格のある者はいませんので、私達が、「自分が正しい」とか「あっちは間違っている」などと言い合うことも、本当の意味で摂理を前進させることにはならないだろうと思っています。私達は真の愛の方向に向かわなければならないはずです。
しかしながら「愛と真理」はよくセットで語られるものです。ですから真の愛に向かう一方で、「真理」という側面においては、何が真実だったのかはいずれ明らかにならなければなりません。真の家庭と統一家の中枢において一体何が起こったのかということについての真実は一つです。ただし、それが分かったとしても、誰も裁くことはできません。
そのような前提で、上に引用したみ言が何を意味するかを考えてみたいと思います。
初めに、2009年には、お父様はすでにお母様と「離婚」されたと言及されています。真の父母様の夫婦だけの間での会話でなく、訓読会の公的な席、み言が記録され歴史に残るその席で、お父様がお母様との「離婚」に言及されざるを得なかったということは、どういうことでしょうか?「離婚」は最終の中の最終手段です。2009年にはすでに、混乱の「芽生え」ではなく、結論を下すような状況だったということです。
ちょうどこの時期に当たる2009年9月以降の『み言葉選集』は発行されなくなりましたし、それ以前の22巻分の『み言葉選集』も回収され書き換えられたということは、周知の通りです。「離婚した」と最終的な言及をされるまでの期間に、どなたかが『み言葉選集』を書き換えなければならない程、そしてその後は発行すら出来ない程、お父様は様々なことを語られていたはずです。
3年後の2012年7月16日、お父様はわざわざ大会の場で「オモニはいません。文総裁の妻の位置もいません。」と語られました。通常、このような話は中心的な子女様と幹部だけが知れば良い摂理の秘密です。その方々が心に留めて従えば良い話です。それをお父様は大衆とテレビカメラの前で明らかにされるしかありませんでした。
そして7月24日(?)には、訓読会で、自由が拘束されその場から引っ張り出されるお父様の姿が目撃されています。
以上のことを見た時、2009年~2012年までの期間、最も近い方々によって、お父様は尊重されていたと言えるでしょうか?
2012年8月3日、お父様が地上で最後に訓読会をされたその日は、お母様の下で亨進様が世界会長、そして國進様が財団理事長として責任を持たれていた時です。そんな時にお父様がすべてが壊れている状態だと表明されたということは、何を意味しているでしょうか?
基元節の必要条件は真の家庭の一体化です。お父様が亨進様を「代身者、相続者」とされたことが、もしも「摂理的長子」という意味であるならば、最低限の真の家庭の四位基台は成されていたはずです。しかし「顯進なくして基元節はあり得ない」と語られたのは、父子協助時代の中心人物である摂理的長子の不在を意味するのではないでしょうか?
……晩年のお父様は、よく泣かれた、号泣された、という話を聞きます。最も近い方々が摂理的に怨讐のようになってしまいました。それでもお父様は最後の瞬間まで真の愛を注いでくださったと思います。
このようなお父様のために、最も多くの涙を流された方は顯進様だし、その遺志を引き継いだ方も顯進様だと、私は思います。
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現在、統一家が大きく三つに分かれていますから、この記事を読まれる方々も、大きく三つの立場があるでしょう。共通してるのは、みんなお父様を愛しているということです。違っているのは、何が起こったのかに関する認識です。皆様が信じておられる内容でもって、上に引用したお父様のみ言に説明がつくかどうか、考えていただければ幸いです。
アージュ!!
≪顯進様のみ言抜粋≫
『希望を失ってはならない』(米国・ベルベディア国際研修所、1994年10月23日)より
時には真の父母様と真の家庭を激励しなければなりません。常に真の父母様と真の家庭が皆さんを奮い立たせるようになってはいけません。授受の関係がなければなりません。私達の本心は、いつも模範的な生活をしている人たちに心が惹かれます。その人の名前を知らないとしても、そのような献身的生活を知れば、関心を持つようになります。…(中略)
お父様は皆さんに、口先だけでなす返事ではなく、目の輝きの中に感じられる信仰と決断力を見たいのです。皆さんの前に置かれた障害物が、どんなものであっても、びくともせずにその道に従っていくべきです。真の父母様は、そのような顔を見れば、どれほど頼もしいことでしょうか!そのような人は、鋼鉄のように強く、変わらず、揺るがない決断力と献身で物事を成し遂げるのです。…(中略)
お父様は、恐怖の中でしりごみしたことがありますか?決してありません。地獄のような北朝鮮の収容所でも、お父様はひるまず前進しました。そのような人に、皆さんもならなければなりません。そのようなものが、私が話してる高潔さです。その瞬間、神聖で、真実なる人間とはどのような方かを垣間見ることができるでしょう。…(中略)
皆さんの責任は、とても重大です。これを決して忘れないでください。私達は生きていく上で、高貴な大義があります。それは、決して平凡なものではありません。私達の努力は、人類歴史において最も偉大なものです。これを忘れないでください。
(『神様の夢の実現』86~87ページ)
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顯進様が25歳の時に語られた『希望を失ってはならない』というみ言を紹介しています(6回目・最終回)。前回は希望をもち続けるべきことと、真の父母と真の家庭、祝福家庭はすべて繋がっているということで書きました。
今回のみ言を読み、今日のような統一家の分裂状況の中で、私自身の目がこの瞬間、顯進様が語られるように、信仰と決意で輝いているだろうか?と思わされました。
顯進様はこの七年間、お父様が生涯そうであられたように、最も困難な中でもひるまずに前進し続けて来られたし、そうして霊界のお父様を励まし続けて来られたと思います。
正直、私自身は今日の状況に対して「力が出ない」という気持ちの時もあります。しかし今こそ顯進様のような信仰を立てるべき時だとも感じます。ある意味では今日のような困難な状況は、お父様の御生前に私達が本当の意味での子女、本当の意味での弟子たり得なかったことを蕩減する機会であり、困難の中で本当の信仰を探す期間であると感じています。
こんな状況でも、落胆や憎しみ、傲慢ではなく、希望と愛と謙虚さを見出すことができるところに神様は共におられるのではないでしょうか。
夜明け前が最も暗い、という言葉を信じたいですね。
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